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コロナで秋祭りが続々中止…“工夫”で開催

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日本テレビ系(NNN)

Nippon News Network(NNN)

感染拡大の影響で、秋に行われてきた祭りなどが相次いで中止になっています。周辺に大きな打撃が広がる中、なんとか開催しようと工夫をこらす動きも出てきています。 山形県の農家で収穫が始まった秋の味覚「里芋」。郷土料理の「芋煮」の季節となり、まさに奮闘していた所でしたが…。 さとう農園、佐藤卓弥社長「例年なら3万~3万5000食くらいの里芋が必要ですが、今回は4000食の里芋で間に合ってしまった」 あるイベントの中止で、里芋が大量に売れ残ってしまったのです。それは、山形県、秋の風物詩「日本一の芋煮会フェスティバル」。直径6.5メートルの大鍋で3万食の芋煮を配るのが名物ですが、3密防止の観点で中止となってしまったのです。 農家は、余った里芋を売るべく通販などを模索する中、イベント運営側もある策に打って出ました。 日本一の芋煮特別委員会・公平雅士実行委員長「ドライブスルー形式の芋煮会を行います」 20日、ドライブスルーで芋煮を渡すイベントを開催するのです。配られる芋煮は予約制で、すでに1000食が完売したということです。    ◇ 一方、東京の秋の風物詩「神宮外苑いちょう祭り」は中止。大阪の「岸和田だんじり祭」も自粛が決まっています。そして、名物の「代官餅」には、2時間待ちの行列ができる東京・世田谷区の「ボロ市」も今年は中止が決まりました。 ボロ市通り桜栄会商店街振興組合、挽野孝美理事長「影響がすごい。ボロ市があるためにこのボロ市通りに商店を出す人が多い」 例年、ボロ市で手作りドレッシングなどを販売していたカフェは…。 ロンアンドメリー、田邊弘子オーナー「ボロ市だと100万円単位超える売り上げがあるので、今年は残念です」 幻となった売り上げを取り戻すべく…。 ロンアンドメリー、田邊弘子オーナー「ガラケーからスマホにして若い人がやっているようなネット配信も必要かなと」 75歳にして初めてツイッターに挑戦。ネットでの販促に力を入れるということです。    ◇ また、祭りの必需品にも影響が。 軽部陽介社長「こういった草履が入ってます」 踊り子らが使う草履が売れず7割近く売り上げダウン。一部、開催される祭りもあるといいますが…。 軽部陽介社長「どのお祭りにでも使い回せるわけではない」 一見どれも似ていますが、例えば、青森ねぶた祭用はソールがスポンジ。佐賀の唐津くんち用はソールをくぎで打ち付ける伝統が。それぞれ特注品で他に回すことができません。伝統を絶やさぬよう室内用の草履の開発も始めています。    ◇ また、千葉県の農家でも困惑の声が…。 まなびファーム・鑓田泰章さん「こちらの方になってますよ」 every.「本当に大きいですね」 草むらの中に現れた巨大な物体は、直径50センチ、重さはおよそ40キロ。これは来月のイベントで爆発的に売れる“ある野菜”なのです。正体は…。 まなびファーム・鑓田泰章さん「ハロウィーン向けに観賞用カボチャとして作ってる」 ハロウィーンで使うカボチャ。例年は商業施設などが購入するといいますが、今年は神奈川県川崎市の仮装パレードがオンラインに変更されるなど、各所で中止や縮小が相次いでいます。そのため…。 まなびファーム・鑓田泰章さん「作付け段階で4分の1まで減らしている。残念です」 そこで始めたのは『小さなカボチャの生産』です。理由は…。 まなびファーム・鑓田泰章さん「家庭でも楽しめるようにこの品種の栽培に挑戦しました」 家庭向けにターゲットを変え、新たな販路を広げたいということです。

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