三豊・観音寺が餃子のまちに!? 醤油屋も参加、餃子プロジェクトの仕掛け人
醤油屋らしい餃子を全力で開発
「miteGo」3月号の表紙には、カラフルな薬膳餃子が並ぶ写真をあしらって、餃子プロジェクト開始をアピール。グランプリに参加する8店のうち7店が飲食店だが、1店だけ醤油醸造所が参加した。 あんどう醤油醸造場の安藤尚記さんだ。創業133年の歴史ある醤油を具材に練り込んで、大葉と香川本鷹をプラス。タレのいらない香り豊かな餃子に仕上げた。 安藤さんは、グランプリ参加をきっかけに店頭リニューアルにも着手し、醤油ミュージアムのような店づくりを目指している。 「僕は、餃子なんて焼いたこともなかったような男です。でも第1回グランプリに挑戦できることをありがたく思っていて、社員の協力も得られた。自分のこだわりは一旦置いて、仲間の『美味しい』という声を頼りに、全力で醤油屋らしい餃子を開発しました」 安藤さんの餃子は、持ち帰り限定で店頭に並んでいる。
餃子はきっとワクワクさせてくれる
和田さんは日頃から、飲食店オーナーに繰り返している言葉がある。 「外食はエンターテインメントだということを強く意識してください。そして、皆さんが地域のエンターテイナーになって、お客さんをワクワクさせてください」 三観エリアのファンを作り、さらに子どもたちを含めたリピーターを増やすには、継続して店に来てもらう新鮮な仕掛けが必要なのだ。 さて、餃子グランプリである。「あなたの一票が、三豊・観音寺のナンバーワン餃子を決める」と言われたら、投票してみたくなるだろうか。決定プロセスに参加するもよし、オリジナル餃子を食べ歩くのもよし。香川で「餃子の街」を育てていくのは、あなたかもしれない。 「さぬき餃子グランプリ in 三豊・観音寺」は5月15日の午前11時から午後2時まで、「ゆめタウン三豊」1階催事場で開催される。
さぬきクロスケ