ジャケットが大流行中の今季、どう着こなすのが正解?
1枚目/プラージュのゆるロングジャケット
まずはショートパンツと合わせて夏の終わりから早々に活躍していたのが、プラージュの長め丈のゆるジャケット。身幅があり、かなりのルーズなシルエットで、素材も落ち感があり、軽いはおりもの感覚で重宝しています。 展示会で一目惚れして購入を決意したジャケットは、カーディガンや着流しコート感覚でラフに着られる一枚。ボタンを留める位置によって、ゆったりだけでなくやや細めにも着用できる2way仕様のダブルブレストタイプです。 ジャケット/Plage
ふんわりスカートやIラインスカート、スラックスなどなんでも合うのですが、woadblueのデニムSALUUと合わせてみました。上半身はデコルテの開いたノースリーブトップスをイン。素肌の上にジャケットを直接着る感覚で女っぽさを意識してみました。 昔のシルエットのジャケットだと’90年代のアメトラ的な懐かしい感じになってしまいそうなデニムとの組み合わせですが、柔らかな素材のビッグシルエットを合わせることでコーディネート自体をアップデート。インナーにノースリーブを合わせて抜け感を出してみました。 ジャケット/Plage デニム/ASAMI TSUBOTA×woadblue トップス/NICENICE MOMENT バッグ/HEREU 靴/PRADA
2枚目/Gallery by ffsのウールジャケット
プラージュ同様、黒いジャケットですが、3シーズン着られる上質なウール素材できれいめな作り。ただ、従来のものよりもビッグシルエットになっていることや、ボタンなどがすべて同色でまとめられているので、今っぽさが漂う一枚となっています。 フランスのヴィンテージショップで出会ったジャケットからインスピレーションを得て作られたというジャケット。福岡の老舗セレクトショップ「フカヤ」のオリジナルアイテムです。 ジャケット/Gallery by ffs
脚長効果があるショート丈トップスが人気ですが、そのまま一枚で着るには躊躇する世代なので、ジャケットをはおることでバランスを取ってみました。昔ながらのベーシックなジャケットだと、ショート丈トップスとチグハグな感じになってしまいますが、ビッグシルエットのジャケットならちょうどよいバランスに。 ジャケット/Gallery by ffs ニット/Plage スカート/ASAMI TSUBOTA×woadblue バッグ/CHANEL 靴/CAMINANDO ◇坪田あさみ エディター・ライター 大学卒業後、出版社勤務を経て独立、女性誌や広告、カタログを中心にフリーランスのエディター・ライターとして活躍。最近はアパレルブランドとの協業や講演なども精力的に取り組む。インスタ@asamit1201では毎日の着こなし「EVERY DAY OUTFIT」を更新中。著書に大人のおしゃれメソッドをまとめた『大人のおしゃれはこなれがすべて~40歳からのFashion&Beauty Method~』(PARCO出版)がある。 【編集部注】掲載されたアイテムはすべて坪田さんご本人の私物です。現在は販売されていない場合もありますので、ご了承ください。