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早稲田と慶應、どっちが勝った?「大学院費用」の高すぎる実態

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本連載の執筆者・吉岡憲章氏は、60歳を過ぎてから大学院の門戸を叩き、77歳で経営学博士号を取得した。1000社を超す中小企業の経営改革の実践的指導・支援を行っている同氏は、『定年博士 生涯現役、挑戦をあきらめない生き方』(きずな出版)にて、博士号を獲得するに至った自身の経験談を記している。 【衝撃】高すぎる「大学院費用」の比較

早稲田、慶應、青学…それぞれの大学院費用は?

■大学院にかかる費用は? さて、いよいよ具体的な話題になりますが、大学院に入るための入学金と年間の授業料はどのくらいかかるのでしょうか。2016年4月の実績ですが、主要大学の入学金と年間授業料などを表にまとめてみました[図表1]。 「大学院名」については、それぞれの大学によって名称が異なりますので、基盤となる大学の名称を表示してあります。また、「その他」については、「諸会費」とか「施設設備費」とか「互助会費他」のように、大学院によって異なった名称で徴収(ちょうしゅう)する金額を合計したものです。 なお入学金は、修士入学時に一時的に支払う費用です。修士課程を修了して博士課程に進学するときには、多摩大学大学院ではどういうわけか再度、博士課程の入学金を支払いました。同じ大学院の進学なのに、また入学金を支払うのは不合理だ、と事務課にクレームを入れたのを覚えていますが、残念ながら却下されました。 私の場合ですが、多摩大学大学院の修士課程に2年、その後、博士課程に4年、合計6年間在籍しましたので、授業料は年100万円×6年=600万円、入学金は修士過程と博士課程の2回ですので、30万円×2=60万円、したがって、大学院で学ぶ費用は合計660万円かかったことになります。 それ以外にかかる費用としては、博士論文を取得するためには、いくつかの学会に入らなければなりませんので、その学会費が必要となります。さらに、論文を書くためには、研究を深めるための参考書が必要です。 参考書の範囲は経営学、統計学、心理学関係などの専門書、学術論文からビジネス本に至るまで、それこそ山ほどの書籍を欠かすことができません。よく、学者の部屋の写真などを見ますと、本棚や机はもとより、床にまで書籍が散乱している様子が写っています。 私はこれを見たときに、「なんじゃ、これは! 頭の中も、こんなに散らばっているのだな!」なんて思っていました。しかし博士論文を書いていますと、自分の部屋も、まったく同じように、書類や資料が散乱してきました。

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