やはり軽いのはいい! 13.3型AI PC「HP EliteBook 635 Aero G11」にスイッチして分かった驚き
実用十分なインタフェースを装備
13.3型の液晶ディスプレイは、アスペクト比16:10の1920×1200ピクセル表示に対応する。最大輝度は400ニトと高めで、数値は明らかでないが視野角は広くて視認性は良く、色域もsRGB比100%だけあって落ち着いている。 パネル表面はノングレア仕様だが実際には半光沢に近く、光沢仕様ほどではないが明るさや角度によっては若干の映り込みを感じる。 標準でCopilotキーを備えており、キートップのサイズも実測で約19(横)×約18(縦)mmと小型ボディーながら広めだ。ただ、Envy x360 Laptop 14-fcと同様に電源ボタンがDeleteキーの左側にあったり、カーソルキーのサイズが小さく、PageUp/PageDownキーも誤爆しやすい位置にあったりするなど、気になるところもある。 小型なモデルながら、インタフェースも実用十分な構成だ。USB 3.2 Gen 2 Type-C端子とUSB 3.2 Gen 1 Standard-A端子を2基ずつ装備し、HDMI出力とヘッドセット端子(ヘッドフォン/マイク兼用)も装備する。USB Type-C端子は、2基とも画面出力(DisplayPort Alternate Mode)とUSB Power Delivery(USB PD)に対応する。 無線LANはWi-Fi 6E(MediaTek RZ616)で、Bluetooth 5.3に対応する。OSはWindows 11 Pro(23H2)だ。 液晶ディスプレイ上部に約500万画素のWebカメラを内蔵し、物理的にレンズを隠すプライバシーシャッターを備える他、顔認証用のIRカメラも統合されている。ただし、指紋認証機能は用意されていない。 ステレオスピーカーは底面にあり、ディスクリートアンプを搭載することで音圧を確保し、ビデオ会議などの会話が痩せすぎることもなく音質もまずまずだ。 次回は、バッテリー回りなど実際に使って分かったこと見ていく予定だ。 (製品協力:日本HP)
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