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TCL10 Proレビュー:約4万8000円、コスパ抜群なのに見過ごされがちなスマホ

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ギズモード・ジャパン

カメラ性能への期待大

前・後面あわせて合計4つのカメラを搭載するTCL 10 Proは、64-MPメインカム、16 MP超ワイドカム、5 MPマクロカム、2-MP Depthカメラがボケを引き出し、多彩なポートレートモード効果を発揮します。これだけでおそらく2倍以上の値段がするスマホの多くよりも優れているといえるでしょう。 もちろん、iPhoneやPixel 3aのようなものに匹敵するとは言いません。が、700ドルのOnePlus 8と比較すると、TCL 10 Proにはそれ以上のカメラ性能があります。明るい/暗い環境の両方で、TCL 10 ProはOnePlus 8よりも明るく鮮明でカラフルな画像を撮影してくれます。 唯一の主な問題は、ホワイトバランスが一貫しないところ。黄色、オレンジ、赤の色調を強調する過度に暖かい色合いの写真を生成するところがあります。

欠点は、コンプレックス?

正直なところ、TCL 10 Proは多彩な機能を詰め込むことで認知度向上に必死な印象があります。 このことが垣間見れるのが、カメラアプリのデフォルトでウォーターマークがついていること。テスト撮影を終えてから気付いたのですが(以下の画像でも、左下にTCL 10 Proのロゴがしっかり入っているのはそのため)、設定でオフにすることができたようです。ただこの機能が最初から自動で有効になっているのはどうなんだ...と思うところはあります。 さらにTCLは、テレビディスプレイの製造経験から、カラーモードの変更などが可能なプリインストールアプリでNXTVISIONプラットフォームをプッシュしています。実際にNXTVISIONアプリの設定をいじってみると、視聴体験がわずかに変わるのがわかります。それがすごくて感動する...かというと、あまり期待するほどではないかもしれません。 おそらくTCLは、製品を通じて会社全体の知名度向上や相乗効果を目指しているのかもしれません。でもこうした企業努力をもう少し製品のほうに投入できたのではと思うところもあります(たとえばイヤホンをセカンドスピーカーとしても使えるようにして、片側モノラルサウンドではなく、より豊かなステレオオーディオ体験を提供するなど)。 でもそれ以外では、TCL 10 Proはシンプルでしっかりと設計されているのがわかります。この価格帯で手に入るスマホと比べても、多彩な機能を抱える素晴らしいスマホではないでしょうか。最後にひとつだけ言うならば、格安テレビのときと同じく、コスパ抜群なTCL 10 Proも、メーカーとして忘れられない存在になると良いなと願わずにはいられません...! README ・TCL 10 ProはCDMAネットワーク非対応なので、キャリアによっては使えない(アメリカではVerizonや古いSprintなど) ・ノッチあり。気になる人は、アプリを使ってカバーすべし ・左ボタンはGoogle Assistant専用。ただし、アプリやBluetooth、フラッシュライトなど好きなものをプログラムで開けるようにすることも可能 ・良い意味で、Galaxy S10の格安スマホ版 ・TCLいわく、10 Proは少なくとも2ヶ月~2年で1度以上のメジャーなアンドロイドアップデート、セキュリティパッチの対象となるとのこと

Rina Fukazu

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