東京五輪テニス女子銅ウクライナのスビトリナ ロケットランチャーで狙いを定める写真公開
東京五輪テニス女子シングルス銅メダリストのエリナ・スビトリナ(30=ウクライナ)がラケットではなく、ロケットランチャーを手にする写真を公開した。 今季4大大会のウィンブルドン選手権でベスト8入りしたスビトリナは10日までに自身のインスタグラムを更新。激しい戦火に見舞われた母国ウクライナへと帰郷し、極寒の雪の中で、迷彩服を着て武器を持つ自身の姿を投稿し「ハリコフ(ウクライナ第2の都市)は私の心の中で特別な場所だ」と書き込んだ。 特に兵士たちからロケットランチャーの使用法をレクチャーされる写真は衝撃的だ。スビトリナは「12歳の時、ここでプロのキャリアをスタートさせた時、本当の故郷のような感覚を与えてくれた街です」とし「スポーツ競技場を戦うモチベーションはどこにあるのかと聞かれたら、私の国、私の国民、私のハリコフ、そして私たちの英雄です」と記した。 英紙「サン」は「スビトリナはWTAツアーで競技しながらウクライナで続く苦しみに対する意識を高めるように、多くの人たちにインスピレーションを与えてきた」と伝えていた。
東スポWEB