アーチュレッタ（右）から腕ひしぎ逆十字固めでギブアップを奪うシェイドゥラエフ（撮影・中島郁夫）

＜RIZIN：48大会＞◇29日◇埼玉・さいたまスーパーアリーナ 　第8試合で元RIZINバンタム級王者フアン・アーチュレッタ（37＝米国）と、“キルギスの犬鷲”ラジャブアリ・シェイドゥラエフ（23＝キルギス）がフェザー級（66キロ）MMAで対戦。シェイドゥラエフが1Rに下からの腕ひしぎ逆十字固めで一本勝ちした。 　この試合は、アーチュレッタが前日計量で2・9キロ体重を超過。両陣営を交えた話し合いの結果、アーチュレッタに減点を科した上で試合を行い、シェイドゥラエフが勝利した場合のみ公式記録として残ることが決定した。 　試合前から「全く問題ない」と話していたシェイドゥラエフだが見事に勝利するとリング上でバック宙を決めてよろこんだ。通算12戦12勝12フィニッシュに記録を伸ばしたシェイドゥラエフは「みなさんサポート本当にありがとうございます。RIZINのこの中でトップを目指したい。鈴木選手と対戦したい」と解説席のフェザー級王者・鈴木千裕にあらためて挑戦状をたたきつけた。 　一方アーチュレッタは試合後、「我々はMMAの未来を目撃していると思う。彼は若いし、素晴らしい選手だと思う」と相手をたたえた。