“保育人材の確保”話し合う懇談会 こども家庭庁
日テレNEWS NNN
こども家庭庁は、保育士不足などを背景に保育人材の確保について話し合う懇談会を開催しました。 保育士が国家資格として制定された11月29日のきょう、保育士不足などをうけ開催されたのは、保育士確保の方法などについて話し合う懇談会です。 有識者らが出席し、懇談会では、「保育士を目指す学生だけでなく、保護者や進路指導者にも正確に情報を発信することが大切」などの意見が出されました。 厚生労働省の調査によりますとことし7月時点の保育士の有効求人倍率は2.69倍で、およそ2万7000人の保育士が足りていません。 また、去年、保育士の平均給与は年間400万円ほどで小中学校教員とは260万円ほどの差があり、給与の低さが確保を阻んでいるとされていて、今年度の補正予算案には、保育士などの給与の前年度比10.7パーセントの引き上げが組み込まれる予定となっています。
