岡部幸雄氏が誘導馬騎乗でファン喝采 JRA2943勝の名手が70周年アニバーサリーを盛り上げる
16日の中山競馬11R・GⅡセントライト記念で、馬場入場時の誘導馬にJRA通算2943勝を挙げた元JRA騎手の岡部幸雄氏(75)が騎乗した。 【写真】誘導馬に乗って登場した岡部氏 この日のJRAは、中央競馬を支えるファンに対する感謝の気持ちを伝える「JRAアニバーサリー」を実施。馬場入場時のBGMやファンファーレにオールドファンになじみのものが取り入れられるなど、工夫がこらされた。今年はJRA創立70周年という節目の年でもあり、さまざまなイベントが催されている。 岡部氏は「JRA創立70周年を迎えられた記念すべき日に、中山競馬場に来場することができてうれしく思います。誘導馬に騎乗し、表彰式プレゼンターを務めたセントライト記念は、シンボリルドルフで優勝(1984年)したレースです。久しぶりの競馬場での騎乗となりましたので少々緊張しましたが、無事に務められてホッとしています。また、プレゼンターという形でウイナーズサークルに立ったのも数少ないことですので、どこか新鮮な気持ちになりました。関係者の皆さま、本当におめでとうございました。レース後のトークショーでは短い時間ではありましたが、私が騎乗させていただいた馬たちのレースをファンの皆さまと一緒に振り返ることができ、楽しい時間を過ごさせていただきました。本日は誠にありがとうございました」とコメントした。
東スポ競馬編集部