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“COVIDの夏”にアウトドアを楽しむために【#コロナとどう暮らす】

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Medical Note

学生の夏休みが短くなったり、お盆の帰省が難しくなったりと、2020年は制限が多く楽しむのが難しい夏になりそうです。しかし、アウトドアでの活動ならば、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のリスクを下げながら楽しむことができそうです。今回はアウトドアでの時間を充実させるために気を付けるべきことを、救急医の視点から書いてみました。【国際医療福祉大学医学部救急医学講座教授・志賀隆/メディカルノートNEWS & JOURNAL】

◇虫刺され予防

ハチやアブなどの昆虫に刺されたり、ダニにかまれたりすると、せっかくの楽しい夏がちょっぴり陰ってしまいます。アレルギーがない限りは、昆虫に刺されて命が危険になる場合は少ないです。ただ、頻度は低いもののダニにかまれたあとに重症化の可能性がある病気になることや、蚊が病気の原因となるウイルスを媒介することがあります。また、過去にスズメバチに刺された経験のある人は、2度目に刺されるとアナフィラキシーという重篤なアレルギー反応が起こる恐れもあります。 トラブルを避けるためには、何より予防が大事になります。まずは予防方法について知っておきましょう。 ▽においのあるものを避ける においがあるものや甘いものは虫を引き寄せます。アウトドアを楽しむ時には、香水・化粧水、髪のローションなどにおいが強いものは避けたほうが無難です。また、甘くてにおいの強い清涼飲料水のボトルの蓋(ふた)が開いていると虫を誘引してしまいますので要注意です。 ダニやノミを避けるには、動物との接し方が重要になります。可愛いからといって野良犬、野良猫、野生の動物、鳥類との接触は避けたほうがいいでしょう。また、さまざまな病気を媒介するマダニは草むらに潜んでいるので、できるだけ近づかないようにしましょう。 ▽虫除けのコツ―ムラ・時間・順番に注意 せっかくの虫除けも塗りムラがあるとその部分が刺されてしまうので、1人で塗るよりも誰かと一緒に塗ることがおすすめです。時間がたつと汗などで効果が薄れるため、屋外にいる時間が長くなった場合には再度塗るようにしましょう。日焼け止めと虫除けを同時に使うことも多いと思います。その場合は日焼け止めのあと、「最後に」虫除けを塗るのがより効果的です。 虫除けは「ディート」または「イカリジン」を主成分とするものが適用範囲も広く、効果が期待できます。ハーブを主成分としたものもありますが、持続時間や効果にばらつきの恐れもありますので、注意書きに目を通したうえで、使用目的に合うかどうか判断してください。 ▽衣類もよく考えて 衣類の色は白やベージュなどが昆虫を避けるにはおすすめです。逆に黒や鮮明な色の服は避けたほうがいいでしょう。また暑いですけれども、やぶに入ったり、虫の多いところで活動したりする場合には、通気性のある長袖・長ズボンの着用を推奨します。衣類を貫通して虫が刺すのは難しいからです。履物もサンダルよりは足首まで保護されたスニーカーなどがおすすめです。

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