2025年春の花粉飛散の始まり、広島県は2月中旬か 山口県は上旬 ウェザーニューズ予想
民間気象会社ウェザーニューズ(千葉市)は4日、2025年春の花粉の飛散時期などの予想を発表した。 中国地方の2025年春の花粉飛散の傾向 中国地方は例年とほぼ変わらず山口県が2月上旬、他の4県は2月中旬に飛散が始まるとみている。飛散量は前回10月の予想と同じく過去10年で最多に匹敵する恐れがあるとした。 同社によると、中国地方の飛散の開始は過去10年の平均とおおむね同じ。スギ花粉の本格的な飛散は2月中旬~3月中旬、ヒノキ花粉は3月中旬~4月上旬と見込む。気温が高い状態が続くと、飛散開始直後に本格飛散が始まることがあるという。 飛散量は前回予想と変わらず、今年と比べて広島690%▽山口382%▽岡山538%▽島根349%▽鳥取480%―と予想する。平年(15~24年の平均)と比べても178~264%と大幅に増えるとみている。
中国新聞社