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「長時間残業がエライ」時代は終わり。若手社員とベテラン社員のホンネとは?

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LIMO

「論理的に指示しない上司は無能」という価値観

続いて人材会社で働く3年目社員のBさん。「きちんと指示ができない上司は無能だと思う」と言います。Bさん曰く、部署内のマネジメントができていない管理職は、どんなに自分の仕事ができたとしても尊敬に値しないのだそう。 「うちの部署の場合、自発的に動く部下に対して『いい』『悪い』と言うだけの上司。それはマネジメントじゃないし、誰にでもできること。本来なら『今回収益がふるわなかったのはここに原因がある。こんな課題を抱えているから、それに対して何ができるか考えてくれ』というふうに、原因と課題をふまえて部下に何を考え、何をしてほしいのかを伝えるのが管理職の仕事だと思う」と話します。 管理職の場合、部下からも評価されているということをつい忘れがちかもしれません。しかし、最近の若手は管理職の働きについても厳しい考え方を持っている様子。 Bさんの言うことが正解というわけではないのでしょうが、管理職も自分なりのマネジメント像を確立し、きちんと部下に伝えていかないと尊敬できない上司に認定されてしまうかもしれません。

仕事に積極的な若手が減った?

続いて話を聞いたのは、金融機関で管理職として働くCさんです。「最近の若手はやる気がないのかわからないけど、イマイチ積極性がないと感じる」と言います。 「昔は『残業してでも仕事を早く覚えたいです!』というタイプが多かったけれど、今の若者は定時ですぐに帰る。もちろん社会の流れがそうだというのはわかるが、仕事への熱意みたいなものが感じられない」と話すCさん。最初に紹介したAさんとは逆の発想です。 「残業が多いヤツがエライというわけではもちろんないけれど、別の形でもいいから熱意を見せてくれるとうれしい」と言います。 そのCさんが驚いたことがあったそうです。「今年2年目になる部下の1人が、昔の若手みたいに残業して仕事を覚えるタイプ。部署の中でも圧倒的に残業が多い。それはそれで熱心だなと思っていた」と振り返ります。 「しかし、ほかの部下から『給料泥棒ですよ、彼。なんでCさんは注意しないんですか?  まだ入社したばかりでできることが限られているのに、あんなに残業するなんて生活残業ですか?』とかなりの批判にさらされてしまった。その意識の差にびっくりしたし、ああいう残業は注意すべき対象になったのかと衝撃を受けた」と語ってくれました。 管理職の立場で見ると、いまだに残業が多い人ほど熱心に見えるのでしょうか。部下から指摘を受けて時代の変化に気付いたというのも社内でのギャップを象徴しているようです。

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