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「大成功」の背景に徹底した感染対策アリ。キャディに聞いたコロナ禍のアース・モンダミンカップの裏話

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みんなのゴルフダイジェスト

渡邉彩香の復活劇で終えた国内女子ツアー「アース・モンダミンカップ」。コロナ禍での開催の中、普段のトーナメントとどんな違いがあったのか、出場した選手のキャディたちに裏話を聞かせてもらった。

2週間前から検温と行動範囲を提出

感染症対策が徹底され、バーディの後のグータッチも、最終ホール終了後の選手同士のハグやキャディとの握手も“エア”だったアース・モンダミンカップ。ネット中継に映らないところでは、どのような対策がとられていたのだろうか? 話しを聞いたのは、大西葵のキャディを務めた先崎洋之キャディ、青木瀬令奈のキャディを務めた大西翔太キャディ、鈴木愛のキャディを務めた清水重憲キャディの3名。大西キャディは、「2週間前から検温と行動履歴を紙に書いて提出していました」という。 「感染防止対策は徹底していたと思います。検温も試合が終わってから1週間続けますし、コンビニに行っただけでも行動履歴を書いて提出しました」(大西翔太) 事前の検温や問診、行動範囲の提出など感染防止と感染拡大防止、陽性反応が出た際の対策までしっかりと考えられていたようだ。

火曜日に行われたPCR検査についても、整然と行われたようだ。 「火曜日にそれぞれ時間が振り分けられていて、その時間に行くとスムーズに検査できるようになっていました。その日の夜20時ころに発表されることになっていたのでそれまではドキドキして待っていました。陰性だったのでひと安心しました」(大西)

それに加えて、接触感染の防止にも対策が練られていた。いつもだったら当然“使い放題”の練習ボールに“球数制限”があったのもそのうちのひとつ。 「練習日には球数制限はなかったのですが、試合が始まると朝の練習は40球、ラウンド後の練習は50球に制限されました。もちろん全員同じ条件なのでその中で調整することになりますし、球を打ちたい選手は近くの練習場に行く選手も行ったようです。また、練習場では仲のいい選手やキャディ同士でもいつもより離れて話したりソーシャルディスタンスを気にしていました」(大西) 試合が始まってからの感染防止対策はどうなっていたのか。大西葵のキャディを務めた先崎洋之キャディは「不自由はなかった」とこう話す。 「クラブハウスには選手だけしか入れなかったので、いつもならクラブハウスにキャディバッグを入れて中で食事や休憩したりできたのですが、今回はキャディ専用にプレハブを設置してありました。食事はお弁当を注文して食べられるようにしてあり、何の不自由もありませんでした」(先崎洋之) また、プロの試合ではティーイングエリアに選手やキャディが自由に手にできるペットボトルの飲料が用意されているが、その飲料を取る際や、ラウンド前後の練習場でボールの受け渡しをする際にも消毒液の利用が義務付けられ、キャディにはピンやバンカーレーキに触れた際には使用できるように消毒液を配布されていたという。 徹底的な“密”対策、そして接触対策がとられていたようだ。

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