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専門家は別のやり方をアドバイス…… 美容院や歯科クリニックが新型コロナによる追加料金を導入

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BUSINESS INSIDER JAPAN

アメリカでは、美容院や歯科クリニックなどさまざまな業界が新型コロナウイルス関連の費用をまかなうために請求書に追加料金をプラスし始めている。 肉の価格が上がる中、同様の戦略を取ろうとしたレストランは各地で反発に直面している。 追加料金は客に不人気だと、CreditCards.comはアメリカン・エキスプレスの最新調査を引用し、報じている。 レストランが失敗したある戦略を美容院や歯科クリニックなどさまざまな業界が導入しようとしている。 アメリカでは、一部の店が新型コロナウイルス対策にかかる費用をまかなうために請求書に追加料金をプラスしている。 「営業再開にかかる費用には、追加で必要になったもの、清掃・消毒に必要なものなどが全て含まれます」とテキサス州ヒューストンにある美容院アッパー・ハンド・サロン(Upper Hand Salon)のオーナー、レイチェル・ガワー(Rachel Gower)さんは地元テレビ局KTRKに語った。この美容院では「衛生料金」として3ドル(約320円)を上乗せしている。 「本当にそのくらいかかっているんです」とガワーさんは言う。 同様に、一部の歯科クリニックでも防護具の費用を少しでも補うために自己負担金を追加している。アメリカ歯科医師会は、この費用を保険会社負担に変えようと取り組んでいる。 少し前には、食料品の価格上昇 ── 主に加工施設の閉鎖の影響を受けている肉製品 ── を受け、各地で一部レストランが「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による追加料金」を導入し、客の反発に直面していた。 ミズーリ州ウェスト・プレーンズにある飲食店キコ・ジャパニーズ・ステーキハウス・アンド・スシ・ラウンジ(Kiko Japanese Steakhouse and Sushi Lounge)では、追加料金に怒った客から従業員が嫌がらせを受けたため、結局、追加料金を請求するのを止めてメニューの値段を上げることにしたという。追加料金と記載されたレシートの画像はソーシャルメディアで拡散した。 CreditCards.comの業界アナリスト、テッド・ロスマン(Ted Rossman)氏はアメリカン・エキスプレスの最新調査を引用した上で、追加料金の導入は意図せず店の評判を傷つけ、客をないがしろにされた気分にさせる可能性があると指摘した。 新型コロナウイルスに負けず、なんとかビジネスを維持しようとするなら、料金を全体的に上げる方がいいだろうと、ロスマン氏は言う。 「新型コロナウイルスであれ、医療保険やクレジットカードであれ、店側が追加料金で収益をあげようとするのは、客にとっては嫌なものだ。そして、料金を払う人々の気分を害したことによる長期的な影響は、店にとっての短期的なメリットを大きく上回る」 [原文:Dentists and hair salons are adopting COVID-19 surcharges even after backlash in the restaurant industry] (翻訳、編集:山口佳美)

Madeline Stone

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