”助けてください”男児の叫び声や”命令聞かれへんのか”男の怒鳴り声…草むらに6歳男児遺体 近隣住民も“困惑”窓の鍵を閉めベランダに閉じ込める様子も目撃
22日午後、神戸市西区の草むらで6歳の男の子の遺体が見つかりました。警察は男の子の祖母を約3か月間にわたり監禁したなどの疑いで母親ら4人を逮捕していて関連を調べています。 【写真を見る】草むらに6歳男児の遺体…男児の母親ら「きょうだい4人」逮捕 家宅捜索の最新状況は? 母親らの自宅の近隣住民らは『男児の叫び声』や『男の怒鳴り声』などを聞いたと話しています。 (近所の人) 「女の子の怒鳴り声や(大地容疑者が)命令聞かれへんのかみたいな事は言っていた。しばらくしたら収まるけどどうなっているのかなと思っていた。1か月以上は修ちゃんをみていなかった」 (近所の人) 「男の子がわーっと走ってきても普通の親なら止めたりダメとかいうけど、喋るだけで全然止めない。(積極的に子育てしてる感じではない?)なんかおかしいなという点はあった、お母さん大丈夫かなと思っていた。今は彼氏がいる感じで手をつないで出て行っているのを見た。(子どもが叫んでいたのはどこですか?)(家の)2階のところベランダから。変わった子で『助けてください』みたいな感じで、買い物に行って置いて行かれたのかなとも感じた」 近所の人によりますと修ちゃんは窓の鍵を閉められてベランダに1人で出され近所の人に「助けて下さい」と叫んだり、外出する際はリードのような紐を付けられたりしていた姿が近所の住人に目撃されていたということです。 警察によりますと、22日午後6時すぎ、神戸市西区玉津町の草むらで近くに住む6歳の穂坂修ちゃんが亡くなっているのが見つかりました。また、警察は、22日に修ちゃんの母親の穂坂沙喜容疑者(34)と穂坂大地容疑者(32)、穂坂朝美容疑者(30)、穂坂朝華容疑者(30)らきょうだい4人を今年3月から6月にかけて祖母を自宅の押し入れに鍵をかけて監禁し鉄パイプで暴行したなどとして逮捕しています。 警察は沙喜容疑者ら4人の認否を明らかにしていませんが、修ちゃんの死亡に4人が関連したとみて調べています。