新幹線亀裂問題で川崎重工が是正策発表(全文2)リスク管理が不足していた
パワーポイント資料に基づき説明する副社長の石川主典氏
昨年12月、東海道新幹線のぞみ号の台車に亀裂が見つかった問題で、製造元の川崎重工は28日午後2時から会見を行い、同社品質管理委員会による調査結果および是正策を発表した。 金花芳則社長は、「関係の方々に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしておりますことをあらためて深くおわび申し上げます」と述べて深々と頭を下げた後、今回の問題の概要説明をはじめた。 ※【**00:32:45】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】新幹線台車亀裂問題で川崎重工が会見 調査結果など報告」に対応しております。 ◇ ◇ 司会:着席。続きまして、N700系新幹線台車枠の製造不備についての、第2部のご説明に移らせていただきます。ここで全社品質管理委員会委員長の、中央大学の中條教授にお入りいただきます。ご紹介いたします。全社品質管理委員会委員長をお務めいただきました、中央大学の中條武志教授でございます。お座りください。 それでは第2部につきましては、お手元の資料の説明資料というPowerPointの資料を用いまして、ご説明をさせていただきます。説明は副社長の石川より、全社品質管理委員会が調査、審議した結果を、また再発防止のための是正策を、車両カンパニープレジデントの本川よりご説明をさせていただきます。 石川:副社長の石川でございます。ただ今から、この資料に従いましてご説明したいと思います。
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