ドラゴンズ・藤嶋健人投手の課題は【立浪和義の超野球論】
タイミングが難しい
クローザーに定着できるか
新型コロナウイルス次第で変更もあるのかもしれないですが、3月20日の開幕に向け、オープン戦を戦いながら各チームの調整が進んでいます。(※その後、NPBの開幕延期が決定) その中で当然、収穫と課題が見えてきています。ドラゴンズであれば、クローザーの確立もその1つだと思います。今回は、その候補の一人、藤嶋健人選手について書いてみたいと思います。 2017年入団で今年が4年目の右腕ですが、昨年は2度も血行障害のために手術を受けています。一度は野手転向も考えたと言いますが、7月に一軍昇格後はリリーフで32試合に投げ、21試合連続無失点など素晴らしい活躍をしています。 彼の最大の特徴であり、武器はフォームだと思います。元巨人の上原浩治選手のフォームを参考にしているようですが、テークバックが小さく、球の出どころが見えづらいフォームは確かによく似ていますね。さらに・・・
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週刊ベースボール