『ABEMA地域対抗戦』が開催決定。「今後の将棋界の核としての役割がある」
ABEMA(アベマ)の将棋チャンネルで、オリジナル対局企画『ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 2025』が開催されることが決定した。 【画像】その他の写真 地域対抗戦は、将棋連盟100周年企画として、“地域を背負う”をコンセプトに2024年より開催されたABEMAオリジナルの団体戦。昨年に引き続き、屋敷伸之九段(北海道・東北)、羽生善治九段(関東A)、渡辺明九段(関東B)、杉本昌隆八段(中部)、谷川浩司十七世名人(関西A)、畠山鎮八段(関西B)、山崎隆之八段(中国・四国)、深浦康市九段(九州)の8名が「地域チーム」の監督に就任し、チームを率いる。 今回は対戦方式を一新し、監督と大会出場登録棋士の5人が登場するステージ1、勝利した棋士だけが出場するステージ2の二段階方式を採用。持ち時間5分で開始し、1手指すごとに5秒が加算、持ち時間が切れると負けとなるフィッシャールールを採用しており、スピーディーな展開が見どころだ。 また、パブリックビューイングの開催も決定。2025年1月25日(土)に新将棋会館(東京都渋谷区千駄ヶ谷)での開催を皮切りに、新将棋会館と各地域で毎週交互に開催。会場には地域チームのメンバーが登場し、各種イベントを実施する。 <将棋連盟会長・羽生善治九段 コメント全文> いつも将棋界に格別の御支援を賜り、心より御礼を申し上げます。 このたび、昨年に引き続き地域対抗戦を開催する事をお知らせ致します。 今年、日本将棋連盟は創立100周年の大きな節目を迎え、新たな時代の幕開けとなる一歩を踏み出しました。 その中で、本企画は地域活性化と普及推進の象徴的な取り組みとして、今後の将棋界の核としての役割があると考えています。 昨年の開催では、棋士とファンの距離が近づき、地元の棋士と地域の皆様が一体となって盛り上がる姿を拝見しました。 将棋の新たな楽しみ方を御提案し、多くの方々にその魅力をお届けしてまいります。 地域と将棋が一体となり、豊かな未来を築くために、本企画を前進して行く所存です。 皆様からの変わらぬ御支援の程を引き続き宜しくお願い致します。 『ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 2025』 放送概要 2025年1月11日(土)17時~(監督会議) 出場地域監督棋士: 屋敷伸之九段(北海道・東北) 羽生善治九段(関東A) 渡辺明九段(関東B) 杉本昌隆八段(中部) 谷川浩司十七世名人(関西A) 畠山鎮八段(関西B) 山崎隆之八段(中国・四国) 深浦康市九段(九州)