霞が関初のバーチャルYouTuber「デジモちゃん」が水産庁広報に AWABIから水産業を学ぶ
1月には総数が1万人を突破し、群雄割拠が続くバーチャルYouTuber(VTuber)に、ついに霞が関が参入した。 【画像】宮城県とコラボ 自称「ば~ちゃるな~す」のVTuber 水産庁の公式YouTubeチャンネル「maffchannel」で活動を開始したのは、デジモちゃん。 現在は、YouTubeチャンネルで広報としての初仕事「魚が君に届くまで」全5話が公開されている。
AWABIに水産業を学ぶVTuber
水産庁広報動画「魚が君に届くまで」では、水産庁の広報に任命されたデジモちゃんが海や魚、水産の魅力を学んでいくというもの。 動画内では、水産庁広報「天の声」(CV:水産庁広報)や水産庁が極秘に開発した人工知能「AWABI」(CV:羽田 詩織)から、日本の水産業の現状や魚の流通に関する情報をレクチャーされていく。 現在公開されている全5話を見ることで消費者の食卓に魚を届けるために多くの水産関係者が携わり、水産関係者の日々の努力によって新鮮な状態を保ちながら魚が運ばれていることが知れるようになっている。 2017年末からネット発のカルチャーとして勃興し、一時のブームは現在落ち着いているが、広がりを見せるVTuber業界。 今ではCMや雑誌、テレビといったメディアで見かける機会も増えてきた。 NHKでも起用事例は多く、ついに霞が関から初のVTuberが誕生。一般化の象徴としてVTuberファンからも耳目を集めている。
小林優介