企業誘致に向けて館山市は、市外事業者が市内にテレワークができる施設整備をすることを支援する補助金を創設した。対象経費の2分の1以内で、最大20万円を補助する内容。現在、事業者を募集している。 コロナ禍によるテレワークの普及で、地方に移住して働く人の増加や企業のサテライトオフィス開設といった動きが進む中、こうした働き方を支援する形で企業誘致につなげようという。 対象となるのは、サテライトオフィスやコワーキングスペースとして利用可能な施設整備に取り組む、市外の事業者、個人。3年以上サービスを継続することが見込まれることなどの条件がある。国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源に、60万円を予算化している。 締め切りは6月17日。交付要綱などは市のホームページで入手できる他、市雇用商工課でも配布している。 問い合わせは、市雇用商工課（0470―22―3136）へ。