JAL系スプリング・ジャパン、国際線2020円から 中国全路線
日本航空(JAL/JL、9201)傘下のLCCで、中国本土路線に特化したスプリング・ジャパン(旧春秋航空日本、SJO/IJ)は12月1日、国際線全線対象のセール「年末感謝祭」を始めた。片道2020円からで、完売後は3000円の航空券を用意する。 【写真】就航10周年を迎えたスプリング・ジャパンの新制服 販売期間は16日まで、搭乗期間は2025年1月15日までで、日本発は12月26日から30日、中国発は1月3日から6日が対象外となる。対象は国際線全路線で、成田-上海(浦東)、北京(首都)、ハルビン、天津、寧波、南京の中国本土6路線。運賃のほか、予約手数料や空港施設使用料、燃油サーチャージ、税金が別途かかる。 また、最安運賃「ラッキースプリング」から、20キロまでの預け手荷物が無料になる運賃「スプリング」へプラス1000円でアップグレードできるキャンペーンを実施。通常の追加料金は4000円で、3000円割り引く。 中国政府は、日本人の短期滞在ビザの免除を11月30日から再開。これを受けてセールを始めた。同社は今年で就航10周年を迎え、今回が年内最後のセールになるという。 スプリング・ジャパンは、中国最大のLCCである春秋航空(CQH/9C)の子会社として発足し、2014年8月1日に成田空港を拠点に就航。機材はボーイング737-800型機(1クラス189席)を6機運航している。JALはスプリング・ジャパンを2021年6月29日に連結子会社化し、ヤマトホールディングス(9064)のエアバスA321ceo P2F型貨物機の運航も受託している。
Tadayuki YOSHIKAWA