伝統校の池田は阿波と初戦で対戦 勝てば徳島商と 高校野球徳島大会組み合わせ抽選会
第104回全国高等学校野球選手権徳島大会(7月9日開幕)の組み合わせ抽選会が27日、鳴門市内で行われた。 第1シードの鳴門は初戦で、城ノ内中教校と名西の勝者との対戦が決定。昨夏の大会は第1シードで臨みながら、まさかの初戦敗退。2年生として試合に出場していた選手も多い中で、悔しさを抱えて1年間を過ごしてきた。主将の三浦鉄昇内野手(3年)は「夏は何があるかわからない。自分たちの野球をして、チャレンジャーとしてやっていきたい」と気を引き締める。 伝統校・池田は1回戦で阿波と対戦。勝てば第2シードの徳島商が待つ。主将、森幹太内野手(3年)は「すごく楽しみ。今までやってきたことをどれだけ出せるかがカギ。走力戦、束になって戦っていきたい」と、目の前の一戦を勝ち抜くことを誓った。 プロ注目の左腕・森山暁生投手(3年)を擁する第3シードの阿南光は、吉野川と鳴門渦潮の勝者と、第4シードの城南は穴吹と対戦する。なお阿波西が部員不足のため出場を辞退し、参加校29校となる。 また、今大会は全校そろっての開会式を行わず、9日の開幕戦に出場する2チームと役員で開始式が行われる。選手宣誓は城南の大西祐輝捕手(3年)に決定。希望者12選手の中から大役を引き当てた大西は「支えてくれた人への感謝と、この大会を熱くするような宣誓にしたい」と、力強く決意を語った。