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ロサンゼルスの空がきれいになったよ!…PM2.5が40%も減少

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BUSINESS INSIDER JAPAN

新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて、カリフォルニア州で都市封鎖が行われる中、スモッグと大気汚染で知られてきたロサンゼルスの空気が、現在、世界の主要都市の中でもかなりきれいになっている。 【全画像をみる】ロサンゼルスの空がきれいになったよ!…PM2.5が40%も減少 汚染が緩和した原因は、飛行機の運航減少と自動車の交通量減少だと見られている。 しかし、都市封鎖が解除されれば、また元の汚れた空気に戻るだろうと専門家は考えている。 スモッグと大気汚染で知られるロサンゼルスの空気は、現在、世界の主要都市の中でもかなりきれいになっているとCNNが報じた。 この評価は、IQ Airによる都市の大気汚染ランキングに基づいており、CBSロサンゼルスは、この数十年の間で最もきれいな空気になっていると述べた。 アメリカ合衆国環境保護庁によると、3月のロサンゼルスは、少なくとも1995年以降では最も長く空気のきれいな日が続いたという。CNNが伝えた。 CBSは、専門家は汚染が緩和した原因を飛行機の運航減少と自動車の交通量減少だとしていると報じた。 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の公衆衛生大学院の教授であるイーファン・チュー(Yifang Zhu)博士のチームは、心血管や呼吸器系の疾患の発生との関連性が指摘されてきたPM 2.5の濃度が40%減少していたとCNNに語った。また、ハーバード大学が行った研究では、PM 2.5への曝露とCOVID-19で死亡するリスクが関連していた、とCNNが報じた。 以前Business Insiderが報じたように、中国では都市を封鎖し、人々が自宅待機したことで、汚染物質の排出が抑制され、汚染レベルも低下した。だがそれも長くは続かず、都市封鎖が解除されると元の木阿弥になってしまうと考えられている。 フィンランドのエネルギー・クリーンエアー研究センターのリードアナリスト、ラウリ・ミルヴィエルタ(Lauri Myllyvirta)氏は、都市封鎖の間に失ったものを取り戻そうと、企業が製品の増産を始めると、二酸化炭素削減に向けた取り組みは止まってしまうだろうと、Insiderに語った。 ロサンゼルスでの空気の汚染状況も、都市封鎖が解除されれば以前と同じレベルに戻ってしまうだろうと、UCLAのチュー博士はCNNに語った。とはいえ今回の大気汚染の改善は、人々はそのために行動していけることを示している、とも同博士は述べている。 [原文:Before and after photos show how stay-at-home orders helped Los Angeles significantly reduce its notorious smog] (翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

Sarah Al-Arshani

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