《自民党総裁選》「不倫に愛人契約」「負ければ干される可能性も」…石破茂と推薦人20人を待つ「最悪のシナリオ」
鍵を握るのは…
総理の椅子を争う戦いが熱を帯びている。 9月12日に告示された自民党総裁選。立候補者は推薦人制度が導入されて以来最多となる9人にのぼり、連日舌戦が繰り広げられている。投票は9月27日を予定し、当日に自民党新総裁が決定する見込みだ。 【一覧】小泉進次郎内閣の「予想閣僚名簿」を大公開! 「総裁選は国会議員の持つ『議員票』367票と全国の党員による『党員票』367票の合計734票を元に集計されます。しかし1回目の投票で過半数を獲得する候補者がいなかった場合、上位2名による決戦投票へと移行。決戦投票では国会議員と各都道府県連がそれぞれ1票を持ち合い投票。より多くの票を集めた候補者が新総裁となります」(全国紙政治部記者) 県連票は1度目の党員票で多く獲得している候補者へ割り振られる仕組みとなっており、鍵を握るのは国会議員たちによる1票だ。 なかでも注目を集めているのが5度目の総裁選に挑む石破茂元幹事長(67)だ。
「推薦人たちは巻き添え」
「石破氏は今回の総裁選について『最後の戦い』と明言し、あとはない。まさしく背水の陣での挑戦。党員からの支持は依然として高い石破氏ですが、議員からの不人気も健在。今回の立候補でも20人となる推薦人が思うように集まらず、周囲にも『苦戦している…』と漏らすなど相変わらずの出馬劇でした」(自民党関係者) そこにはこんな永田町の不文律が存在している。 「通常、推薦人は推しの候補が負ければその後の人事で重要ポストは回ってこず、干される危険性を伴う。もし石破氏が負ければ、推薦人たちは巻き添えになる。『最後』と息巻く石破氏本人は冷や飯も覚悟の上だろうが、支援議員たちはたまったものではない。そこで二の足を踏むのは当然と言えば当然だ」(前出・政治部記者) 重鎮議員の最後の大勝負にのるか、はたまた堅実路線でそるか、各議員たちの判断は慎重だ。それでも告示までには規程人数となる20人を確保。その面々は他候補者らに負けず劣らず個性的な顔ぶれが並ぶ。