全世界の電気自動車バッテリー工場の「ヨーロッパ」…2030年には「31%の占有率」を展望
ヨーロッパは、電気自動車につづいて電気自動車バッテリー市場においても、世界の先頭圏として台頭するという展望がなされている。 【写真】もっと大きな写真を見る ヨーロッパ内の電気自動車バッテリーのチャンピオン企業を育成すると同時に、世界1位の自動車バッテリー企業である韓国の“LGエナジーソリューション”と中国の“CATL”などがヨーロッパに工場を設立し、バッテリーを生産するように誘導する方案が積極的に推進されている。 4日(現地時間)米ブルームバーグ通信によると、ヨーロッパは少なくとも61億ユーロ(約7931億8000万円)を電気自動車バッテリー市場に投入する計画である。1年前に比べて10倍に達するほどの投資規模である。スウェーデンのバッテリー企業であるノースボルト・ブリティッシュボルト、フランスのACC(Automotive Cells)、テスラ、フォルクスワーゲンなどが、ヨーロッパ地域内の電気自動車バッテリーのチャンピオンになる主要企業としてあがっている。 市場調査企業“ブルームバーグNEF”は「ヨーロッパが全世界のバッテリー生産において占める割合が、昨年の7%から2030年には31%まで増加するだろう」と展望した。EU執行委員会のマロス・セフコビッチ副委員長は「ヨーロッパで新たな産業を創出している。完全に新たな生態系が作られている」とし「投資が本当に溢れている」と語った。2019年だけでも 計画されていた電気自動車バッテリー関連投資は約600億ユーロ(約7兆8018億円)で、中国が投資する3倍に相当するものだという。
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