【朝日杯FS】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「朝日杯FS・G1」(15日、京都) 朝日杯FSが行われる15日、京都競馬場がある京都市の天気予報は晴れ時々曇り。降水確率は10%。夜露で多少は湿るかもしれないが、良馬場での開催が濃厚だ。 今週からDコース(Aコースから直線部10メートル、曲線部9メートル外に内柵を設置)を使用し、かなり幅員が狭くなっている。時計的には標準より気持ち速い程度で、同舞台で行われた土曜12R(3歳上2勝クラス)は1分34秒0で決着。1分34秒台前半の勝負とみる。 土曜は芝レースが5鞍行われ、勝ち馬の4角通過順はそれぞれ2、2、2、5、4番手。ある程度のポジションを確保していないと、勝ち切るまでには至らない。先行馬が狙い目だ。 似たような時計の出方をしていた新馬戦、新潟2歳Sを連勝しているトータルクラリティ。依然として難しさが残っているのは気掛かりだが、馬場への適性が担保されているのは心強い。いつものように前めからラスト3~4Fで長く脚を使えば、ここも勝ち負けになるだろう。