北陸銀行の中澤宏頭取は11日、今年1年を振り返り、北陸新幹線の福井開業でプラスの効果もあり、県内経済はすべての産業で安定していたと強調しました。 北陸銀行の中澤宏頭取は年末のあいさつにFBCを訪れ、今年1年を振り返って、3月の北陸新幹線の開業によって「県内の経済は安定していた」とした上で「効果の持続に向けて企業に寄り添っていきたい」と強調しました。 ■北陸銀行 中澤宏頭取 「いろいろなアドバイスを含めて、レベルを向上させて、顧客のために尽くせるよう組織を盛り上げていきたい」 ところで北陸銀行を傘下に持つ「ほくほくフィナンシャルグループ」の2025年3月期の中間決算は、日銀の追加利上げや資金運用の面で利益が出て、経常利益は255億円余りと前年の同じ期と比べて81％増加しました。　　　 中澤頭取はさらに専門人材の育成を強化して地域の活性化に取り組みたいとしています。