今季新作アウターで紹介!真冬の海上で水兵たちの身を守る、米海軍最強アウター変遷。
TYPE N-3B
N-3Bは極寒冷地で使命に勤しむ地上兵士のためにデザインされた膝丈ほどのロングレングス仕様。フロントにはハンドウォーマーポケットを装備し、内リブ仕様、さらにはグローブをしたままでも着脱可能なボタンなど、保温性もさることながら機能的で使いやすさから長年、制式採用されてきた証拠だ。
【おすすめ 14】AVIREX TYPE N-3B VINTAGE MODEL
N-3Aの改良型「SPEC.MIL-J-6279D」を再現したヴィンテージモデル。ウールリブに尿素ボタン、スコービル社のスナップボタンを採用するなど細かなディテールにこだわった。9万6800円(アヴィレックス 新宿 TEL03-5367-2013)
TYPE G-1
米海軍航空隊が1940年代に制式採用したボア襟つき、ゴートスキンをメインマテリアルに作られてきたG-1。前身であるM-422型を含めて、年代を追うごとに多少のスペック変更こそあるものの、大きな変更はないままフライトジャケット史上もっとも長く製造され、パイロットたちから多くの信頼を得てきたジャケットに異論ない。そのため、フライトジャケットファンのみならず、細かなディテールの変遷などを楽しむ偏愛アイテムとしてもヴィンテージの個体も含め、世界で愛され続けている銘品だ。
【おすすめ 15】BUZZ RICKSON’S TYPE G-1 MIL-J-7823
G-1の完成形と呼ぶにふさわしいスペックであるMIL-J-7823を再現。1976年に1度、採用中止となるもパイロットたちの強い要望から1984年に再び制式採用となった名モデル。13万900 円( 東洋エンタープライズ TEL03-3632-2321) ここで紹介したのはごく一部。40種以上の今季新作を掲載した「Lightning 2020年12月号 Vol.320」をチェックしてみてほしい。