斎藤元彦氏が再選、兵庫県知事選は歴史の転換点か… 泉房穂さんは『長篠の戦い』になぞらえ分析 「鉄砲伝来から30年で」
前明石市長で弁護士の泉房穂さんが23日、X(旧ツイッター)を更新。戦国時代の「長篠の戦い」を引き合いにネットを駆使した昨今の選挙戦が歴史の転換点だとの考えを披露した。 ◆斎藤元彦前知事、就任式へ向かう車中ショット【写真】 泉さんは、自身も出演したテレビの討論番組の動画を引用。衆院選のほか、斎藤元彦さんが再選を果たした兵庫県知事選、石丸伸二さんが大健闘した東京都知事選を例に、ショート動画と選挙運動のあり方について激論を交わした。 泉さんは「2024年は、1575年の『長篠の戦い』と同様に、戦い方の転換点として歴史に位置づけられることになると思う」と投稿。当時最強とされる騎馬隊を誇った武田軍を、火縄銃を有効活用して織田・徳川連合軍が破った長篠の戦いを例に、歴史の分岐点に当たると分析した。 1543年の「鉄砲伝来から30年で、鉄砲が刀ややりに置き換わったように、Windows95から30年で、ネットが新聞やテレビを凌駕(りょうが)するに至った」と時の変遷との”共通項”を指摘。「時代は戻らない」との言葉で文章を締めた。 フォロワーからは「ネット社会を否定する事はできませんが、鉄砲も自動車もロケットも新しい技術は使い方を誤ると、大きなリスクと犠牲が伴うことも事実」「『PCを立ち上げてネットでニュースを見るより新聞を左右に開く方が早い、新聞が無くなるなんて心配した人も居たけど意外と何も変わらないね』などと話しましたがPCやインターネットの操作性、快適性が30年でここまで上がった…転換点ですね」などのコメントが寄せられた。
中日スポーツ