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完成度えぐい!ガンダムの頭を段ボールで再現「チープ感」も魅力 親子でかぶり記念撮影、家での時間豊かに

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永遠の名作として語り継がれるアニメ「機動戦士ガンダム」。作中に登場するロボット兵器の頭部を、段ボールでかたどったマスクの画像が、ツイッター上で注目を集めています。驚くほどの造形美を誇るのに、いざかぶってみると、何だかシュールな見た目。不思議な魅力にあふれたペーパークラフトは、どうやって生まれたのか? 作者に聞きました。(withnews編集部・神戸郁人) 【写真はこちら】二股に分かれたアンテナ、バルカン砲…まさに「伊達じゃない」ガンダム!製作風景も満載

細部まで再現、驚異の出来栄え

5月9日、一枚の写真がツイートされました。 画像を見ると、少年とみられる人物が、首と腕の部分に穴が空いた段ボールを身につけています。そして頭には、ガンダムシリーズに欠かせないロボット兵器・モビルスーツ(MS)を模した、茶色いマスクが鎮座しています。 マスクは、二股に分かれ、左右に伸びたアンテナが特徴です。ツイートによると、劇場作『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』で重要な役割を果たす「(ニュー)ガンダム」を再現したもの。排気口などの装置まで備え、細部にもこだわりがあふれています。 一方、対照的なのが、胴体の段ボールです。 ほぼ加工されていない上、表面には「ダテジャナイ ニューガソダム」という、何とも気の抜ける一文が。劇場作の主人公、アムロ・レイのセリフ「νガンダムは伊達(だて)じゃない!」のパロディと思われますが、どうにも締まりません。 「頭だけ完成度えぐい」「石ころで穴あきそう」。コメント欄には絶賛と困惑の声が渦巻き、18日時点で10万超の「いいね」がついたほか、2万5千回以上リツイートされています。

本格派、なのに「チープ感」も追求

製作したのはトモヲさん(@tomowo_PS2)さんです。2006年にペーパークラフトを作り始め、海外の装甲車やアニメキャラクターなど、30種類以上のモチーフを組み立ててきました。元々ガンダムシリーズが好きで、ニューガンダムは特にお気に入りのMSなのだそうです。 昨年には、作品のモデルとするため、造形を再現したプラモデル「ガンプラ」を資料として購入したほど。今年の大型連休中に、5日がかりで完成させたといいます。そして5月9日の昼、起きがけの息子にかぶってもらい、自宅内で写真を撮影しました。 製作には3Dモデリングソフトなどを活用。更にレーザーカッターという機器で、図面を5枚の段ボールに落とし込み、カッターやグルーガンで切断・接合していきます。外観の美しさを追求するため、曲面を極力減らし、接(つ)ぎ目が少なくなるよう設計したそうです。 そして気になるのが、胴体部分のデザインです。実はファンの間で流行している、「ガンダム」と書かれた段ボールを身につけただけの、「箱ガンダム」と呼ばれるコスプレを参考にしています。9日朝、たまたま部屋に転がっていた通販用の包装箱を見て、思いつきました。 「ダテジャナイ ニューガソダム」の一文には、読む人に「中身が伴っている」という印象を与えない意図が込められています。また「ン」を「ソ」と混同するように調整することで、あえて「偽物」感を演出しました。 「『やっぱり伊達じゃん』『上辺だけ格好いい』というツッコミが欲しかったんです」

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