「誰かにスマホを貸す時」に素早くセキュリティ制限をかける方法
スマートフォンによって、私たちの生活は大きく変わりました。大部分は恩恵をもたらすものでしたが、その一方で、誰かの手に渡った瞬間、持ち主の個人情報にアクセスされる危険性が高まっています。 あなたのスマートフォンへのアクセスを、一時的にほかの人に許可する時があります。つまり、電話をかけたり、何枚かの写真をスワイプして見たり、新しいゲームを試したりするために、スマートフォンをほかの人に手渡す場合があります。 そういう時あなたは、相手が「ほかにできること」を制限したいと思うはずです。そうした状況はしばしば前触れもなくやってくるので、素早く部分的に制限を掛ける方法を知っておくべきでしょう。 これは、プライバシーに限った問題ではありません。誰かの子どもにスマートフォンを貸して、ゲームをさせたりビデオを観させたりすることもあるかもしれませんが、その間に500ドル分のゲーム用仮想通貨「Robux」を購入されてはたまりません。 目的は、あなたのスマートフォンで、使う必要のあるものを使わせつつ、彼らのアクセスを制限することです。お使いのプラットフォームにもよりますが、サードパーティ製アプリを使わなくてもそれができる方法がいくつかあります。
Androidスマートフォンでユーザーアクセスをブロックする方法
Androidスマートフォンでは、2つの基本的な方法があります。 ゲストモード 一部の機種や設定によっては、「クイック設定」でユーザーアイコンをタップし、「ゲストを追加」を選択するだけで利用できる場合があります。 こうすることで、端末のデフォルトアプリへのアクセスが制限され、データやログインへのアクセスが禁止される「ゲストモード」になります。 ただしこの機能は、先にスマートフォンでアカウント設定を済ませた場合にのみ利用できるものです。ゲストについては、ログインやクレジットカードの情報が保存されないだけで、基本的には、ほかのスマートフォンと同じようにデバイスを使用できてしまいます。 画面の固定 もっと厳格に制限したいなら、アプリを画面に固定するという方法があります。アプリを固定すると、ゲストユーザーは、あなたのPINやパターンなどでスマートフォンのロックを解除しない限り、そのアプリから移動することができなくなります。 アプリを固定するには、まずは、設定の「セキュリティ」メニューで、アプリの固定機能を有効にします(メーカーごとに設定項目が異なるため、手順については検索する必要があるかもしれません)。一度オンにすると、画面に任意のアプリを固定できるようになります。 「設定」で画面の固定機能を有効にしたあとは、固定したいアプリを開いた状態で、アプリの下部からスクリーン中央まで上方向にスワイプし、アプリの画像が縮小表示された「概要」を開きます。 その画像の上部にあるアイコンをタップして表示されるメニューで「固定」または「アプリの固定」をタップします。 固定を解除するには、画面下部から上にスワイプして長押しする。または、「戻る」ボタンと「ホーム」ボタン、もしくは「戻る」ボタンと「履歴」ボタンを同時に長押しすることでロック画面に移動し、PINやパターン、パスワードを入力してロックを外します。