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松田聖子、中森明菜、安田成美…7月9日に73歳を迎える、細野晴臣が手掛けた珠玉の“80年代アイドルソング”7選

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高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。毎週水曜日は、音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんとお届け。7月8日(水)の放送では、“細野晴臣ソングブック 80年代アイドル編”をお送りしました。 7月9日(木)に73歳の誕生日を迎える細野晴臣さん。はっぴいえんどやYMOなどさまざまなグループで活動し、ソロでも活躍。さらには数多くの楽曲を提供してきた膨大なタイトルのなかから、細野さんが作曲を手掛けた珠玉の1980年代アイドル作品を紹介! まずは、松田聖子さんの1982年のアルバム『Candy』から「黄色いカーディガン」。聖子さんへの提供曲では、「天国のキッス」や「ピンクのモーツァルト」が有名ですが、この曲が2人の初コラボで「細野さんのこれぞ80’sといったエレポップサウンドと、当時20歳の聖子さんの甘いキャンディボイスの調和が見事な傑作」と芳朗さん。 続いては、安田成美さんの4枚目のシングルで、1984年の作品「銀色のハーモニカ」。この曲の聴きどころは、細野さんらしいトロピカルでリゾート感溢れるアレンジと、当時17歳の安田さんの揺らぎのあるボーカルが乗ったときの不思議なアンビエント感がけっこう病みつきになると言います。また、イントロなどにイルカの鳴き声が使用されていることも、ファンタジー感に拍車をかけています。 3曲目は、中森明菜さんが1984年に発表したアルバム『ANNIVERSARY』の収録曲「100℃バカンス」。明菜さんへの提供曲には「禁区」もありますが、芳朗さん的には「細野さんのカラーはこっちのほうが出ている」とコメント。明菜さんのイメージにしてはかなりかわいい雰囲気の曲になっていますが、明菜ファンのたかみなは「逆に新鮮で、なんでも歌いこなす明菜さん、やっぱり上手い!」と感心しきり。 次は、キララとウララの1985年のアルバム『ダブル・ファンタジー』に収録された「タキシード・ムーンで夕食を」。キララとウララは、尖ったテクノポップサウンドで好事家の間で人気のアイドルデュオ。なかでもこの曲は「細野さんのカラーが強く出た、テクノ歌謡の名曲」と太鼓判。 5曲目は、薬師丸ひろ子さんの「紅い花、青い花」。これは1986年のアルバム『花図鑑』の収録曲で、エキゾチックな和風感が特徴的。「薬師丸さんの歌で始まる最初の30秒ぐらいで完全に引き込まれる。もう時間の止まる美しさ」と絶賛します。 6曲目は、1985年に資生堂の「ミスヘアコロン・イメージガール・コンテスト」でグランプリを受賞、翌年芸能界デビューした水谷麻里さんが同年リリースしたアルバム『なかよし』に収録の「パステルの雨」。この曲は当時のアイドル・高橋美枝さんのボツ曲で、それが巡り巡って水谷さんが歌うことになったそうですが、「これがボツですか? っていうほどいい曲」と芳朗さん。ただ、「不思議な曲であることも確かで、曲の全体像が掴みにくいけど、その構成がまた面白い」と話します。 最後は少女隊の1986年のアルバム『FROM S』の収録曲「SIAM PARADISE」。当時、少女隊は既存のアイドルとは異なるイメージを打ち出していましたが、この曲は芳朗さんいわく「攻めまくりのテクノポップ」。細野さんが1984年に発表した楽曲「Non Standard Mixture」がベースになっており、「アイドルソングとしてはかなり過激。アバンギャルドな作りだけど、中毒性が高く、かっこいい」と芳朗さんは評していました。 (TOKYO FM「高橋みなみの『これから、何する?』」2020年7月8日(水)放送より)

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