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【新型コロナ】第二波への備えに期待…抗原検査 結果判明までわずか30分 静岡県

配信

静岡朝日テレビ

 きのう16日に県が発表した感染者は、静岡県内で初めて、抗原検査によって陽性が判明しました。PCR検査よりも短時間で結果が出るこの検査は、第二波への備えに期待されています。 静岡県疾病対策課 後藤幹生課長:「本例はPCR検査ではなく、抗原検査で感染が確定した県内初めてのケースとなります」  きのう県が発表した抗原検査による新型コロナの感染確認。県によりますと、これまでにこの簡易検査を12件実施しています。そもそも抗原検査とはウイルスの一部であるタンパク質があるかどうかを調べるもので、インフルエンザの診断にも使われる手法です。  その最大の特徴は、検査時間の短さです。PCR検査が4時間から6時間程度なのに対して、抗原検査は30分ほどで結果が出ます。これまでは精度の問題から陰性と判定された場合、PCR検査を合わせて行う必要がありました。しかし、厚労省はきのう、発症から間もない患者(発症2日目~9日目)は、2つの検査結果がほぼ一致しているとして、PCR検査を不要とする方針に改めました。  短時間で判定結果を得られる抗原検査には第二波への備えとして期待されています。ただ、抗原検査は鼻の奥と喉からの粘膜でしか採取が認められておらず、懸念されるのが採取中の患者によるくしゃみです。飛沫によって医師が感染リスクにさらされます。  そこで安全な検査方法の確立に向けた取り組みも…。  東京・大田区にある医師会と東邦大学などは、PCR検査センターの患者から唾液も採取。唾液による抗原検査とPCR検査の結果を照らし合わせる取り組みを始めています。 東邦大学医学部 吉澤定子准教授:「唾液はこういった容器に、この下の線が見えるかと思うんですけど、ここに行くぐらいまで唾液を出してもらう」  唾液による抗原検査は、医療従事者の感染予防と医療崩壊を招きにくいメリットがあるといいます。その活用に期待が高まっています。