医療関係者8人感染 沖縄「3連休の影響これから」
沖縄県は25日、新たに10代から90歳以上の男女計27人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。累計感染者は4057人になった。県は3連休の影響で、26日以降に感染者が増加する可能性があるとみている。 この記事の他の写真・図を見る 新規感染者27人のうち感染者との接触が分かっているのは10人だった。内訳は家族と職場が各3人、会食や高齢者施設が各1人、確認中が2人。また20~60代の医療関係者計8人の感染が確認されたが、関係性やクラスター(感染者集団)について、県は「調査中」としている。 3連休の影響について県の糸数公保健衛生統括監は、連休で民間の医療機関での検査数が減少したため24日までの感染者が2日連続で10人台にとどまっていたとし「連休の影響は26日以降となり、増加する可能性がある」と話した。 直近1週間の人口10万人当たりの感染者数は16・47人で全国4番目だった。最多は北海道の32・46人で、大阪26・95人、東京21・31人と続いた。 また19日に公表した30代女性は抗原検査で1度陽性だったが、その後2回のPCR検査で陰性が確認され「偽陽性」だったとして感染を取り下げた。 在沖米軍関係では普天間飛行場で4人、嘉手納基地で1人の感染が確認され、累計は463人になった。