関空・羽田の従業員、新型コロナ感染 利用者と濃厚接触なし
関西3空港を運営する関西エアポート(KAP)は1月7日、グループ従業員2人が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性判定を受けたと発表した。関西空港と羽田空港に務める従業員で、利用者との濃厚接触はなかったという。 2人のうち、関空の従業員は20代女性で、第1ターミナルで旅客案内業務に就いていた。勤務中はマスクを着用しており、案内カウンターにはパーティションが設置されていた。羽田の従業員は30代女性で、第3(旧国際線)ターミナルで旅客ハンドリング業務に就いていた。勤務中はマスクを着用しており、昨年12月28日以降は出社していない。 発症日は2人とも1月4日で、6日に検査結果が確定した。今回の陽性判定で、KAPグループの従業員の感染は7人となったが、昨年4月に1人目が確認されて以来、利用者との濃厚接触はこれまで発生していない。 KAPでは、ブノア・リュロ副社長も12月に陽性判定を受けた。味覚に違和感を感じてPCR検査を受けたが発熱はなく、保健所の指示で自宅待機した。
Tadayuki YOSHIKAWA