オリックス育成3位・上原堆我、「若月さんと岡崎さんと同じユニホーム、うれしい」 スカウトは「三振の山を築いていく投手」と期待
◇29日 オリックス新人選手入団発表(大阪市のホテル) 育成ドラフト3位・上原堆我(たいが)投手(17)=埼玉・花咲徳栄高=は「花咲徳栄高校の先輩である若月(健矢捕手)さんと岡崎(大輔スカウト)さんと同じユニホームに袖を通せたことをうれしく思います。(オリックスは)投手の育成力だったり、お手本となる投手がいっぱいいるので、そういう選手を参考にしていきたいです。ホントに負けず嫌いの性格を前面に出した気迫あるピッチング、右も左も関係なくインコースを攻めることができるので、強気のピッチングを見てもらいたいです」と抱負を語った。支度金は300万円、年俸は240万円(金額はいずれも推定)。背番号は「053」に決まった。 上原は静岡県伊東市出身で178センチ、84キロの右投げ右打ち。担当の岡崎スカウトからは「最速148キロのストレートとキレの良いスライダーで三振の山を築いていく投手」と将来の主力と見込まれる。 上原は花咲徳栄高(埼玉)で今夏の甲子園にエースとして出場。新潟産大付との1回戦で11安打されながらも5奪三振の1失点完投したが、チームは1―2と逆転負けを喫した。チームメートの石塚裕惺(ゆうせい)遊撃手は巨人からドラフト1位指名を受けている。
中日スポーツ