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大ブレーク予感のDeNA・平良拳太郎に、「第2の斎藤雅樹」の声が

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週刊ベースボールONLINE

 DeNA・平良拳太郎が抜群の安定感で、大ブレークの予感を漂わせている。今季5試合登板で2勝1敗、リーグトップの防御率1.45。7月5日のヤクルト戦(神宮)では自己最長の7回を投げて散発3安打無失点の快投を見せた。 斎藤雅樹の分岐点となった藤田元司監督の助言  巨人時代から潜在能力は高く評価されていた。2014年ドラフト5位で入団すると、高卒同期入団の左腕・田口麗斗とともに特別強化選手に指定され、16年オフには岡本和真と一緒にプエルトリコのウインター・リーグに派遣されている。野球人生の分岐点は同年オフだった。当時DeNAの山口俊がFA移籍した人的補償で、DeNAに移籍。「横浜スタジアムは中学の全国大会で投げた球場ですし、キャンプ地の宜野湾球場も高校春の大会で優勝した球場でもあり、いろいろ縁を感じています。1年目からしっかり力を出して、チームに貢献したいです」と不思議な縁で結ばれた新天地での活躍を誓っていた。  サイドスローの平良の生命線はスライダーだ。シンカー、カットボールとのコンビネーションで打者のバランスを崩してゴロの凡打を量産する。いわゆる軟投派のイメージが強いが、今年は直球も力強さが増している。跳ねるようなフォームから浮き上がる直球で相手打者が差し込まれる場面が多い。平良の投球を分析する他球団のスコアラーは警戒を強めている。「昨年と違って自信を持って直球を投げ込んでいるように見える。ピンチでもスライダー頼みでなく、直球で打者の懐にガンガン押してくる投球が増えている。同じサイドで巨人の大エースだった斎藤雅樹さんも直球で押せるサイドの本格派だった。良い時の平良は斎藤さんと重なる時がある。まだまだ伸びしろを感じるし、厄介な投手ですよ」。  昨年は7月終了時点で7試合に先発して防御率1.58と好投を続け、ラミレス監督が「アンビリーバブルだ。投げるたびに良くなっている」と高く評価。東京五輪の試合会場である横浜スタジアムでの登板成績が良かったことから、指揮官が侍ジャパン・稲葉篤紀監督に推薦するほどだった。過去にFAの人的補償で他球団に移籍した選手の中で、シーズン2ケタ勝利を挙げた投手は1人もいない。平良は史上初の快挙を達成するだけでなく、今年の活躍次第で侍ジャパンに選出される可能性も十分に秘めている。 写真=BBM

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