新たな感染は10代~90歳以上の男女17人(鹿児島市5、曽於市4、霧島市2、姶良市1、鹿屋市1、指宿市1、出水市1、肝付町1、与論町1)新型コロナ・鹿児島10日発表
鹿児島県と鹿児島市は10日、新型コロナウイルスの新たな感染者17人を確認したと発表した。9日に市が公表した会食時の親族間クラスター(感染者集団)はいなかった。 【写真】【関連表】
県が確認したのは10代~90歳以上の12人。居住地別は曽於市4人、霧島市2人、姶良市、鹿屋市、指宿市、出水市、肝付町、与論町が各1人。曽於市の50代女性は県が8日に発表した感染者と同居する親族で、この女性と同市の60代女性、出水市の10代男性は、県外への往来や県外の感染者と接触があった。指宿市の70代男性と鹿屋市の70代女性は県が8日発表した感染者と接触があった。 肝付町の90歳以上の女性、曽於市の50代男性、霧島市の10代女性は6~8日に発熱などの症状があった。 また、県は9日に感染を公表した錦江町の10代女性は南大隅町の児童施設で発生したクラスター関連とした。同クラスター関連は累計14人。 鹿児島市が確認したのは市在住の20代男女、30、40、60代男性が各1人の計5人。20代男性は12月28日~1月3日に千葉県を訪れていた。60代男性は市が9日に発表した感染者の接触者。20代女性、30、40代男性は2~8日にせきや発熱などの症状があり、医療機関を受診した。
県内の累計感染者数は1245人。9日時点で94人が入院し、うち重症が2人、中等症12人。宿泊施設に111人が入所、23人が自宅待機している。退院・退所は千人で、うち死亡は14人。