レジェンド・西村晃一、50歳で3位入賞!「あと一歩及ばず悔しい思い」…マイナビジャパンツアー第10戦須磨大会
ビーチバレー界のレジェンド・西村晃一(50)がこのほど自身のSNSを更新。兵庫・神戸市内の須磨海岸で3日から3日間行われた「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2023 第10戦」で3位に入賞したことをファンに報告した。 Troy Fieldとのペアで臨んだ今大会。準決勝では優勝した石島雄介・高橋巧組に0-2で敗れたが、3位決定戦に臨み、上場雄也・黒川寛輝ディラン組に2-0で勝利。50歳で表彰台という偉業を成し遂げた。 それでも高い向上心から、頂点に立てなかった悔しさがにじんだ。「優勝の2文字がすぐそこに見えたのに掴みきれず…。松山、須磨大会共に準決勝で敗れ、3位決定戦での勝利で表彰台には立つことができました」とつづった西村。「個人的には後半戦の優勝に向け身体を仕上げ最高の状態で臨みました! その分自社の経営、新会社の立ち上げなど疎かになりながらもアスリートとしての自分に集中しました!」と今大会に懸けた思いを明かした。 「その結果あと一歩及ばず悔しい思いが残っていますが自分の力不足です。もっと追求しないといけないことがわかりました。さらにギア上げて来年はリベンジします」とさらなる躍進を誓い、「今シーズンは海外の選手や若手選手などたくさんの選手とパートナーを組み挑戦させてもらいました。スポンサーの皆様、パートナーのみんなに感謝しています。ありがとうございました」と謝意を記した。 「そして、インドアバレーの頃からずーーっと応援して来てくれてるファンの方(年々減ってるかもだけど)やインドアバレーの頃ファンでした!という方々が各地方で来てくれて今になってお礼が言えたり、TOYOTAチームの応援団からは、『いい試合だった!感動した!ファンだから応援してるよ!』と敵ながら声かけてくださったり、試合中もいいプレーに敵味方関係なく大きな拍手を送ってくださいました。戦っている時は敵だけど、終わったら選手もファンもビーチバレーを愛する仲間です。JVAの方々、関係者の方々もいいプレーにいい試合だった! おつかれさまとみんなが気持ちよく会場を包んでくださいました」と素直な思いを言葉にした。 「審判の方、強烈に抗議してすいません。直接言わせてもらいましたが、それだけ本気で戦ってるんです! 試合を一つのジャッジで崩したらダメなんです。終わったことは仕方ないですが、本気であれだけ抗議するということは耳を傾けてもらいたいという事をお伝えしただけです。勝つために一点をどれだけ大切にしてどれだけその一点のために努力してきたか…皆さんがいてくれるから試合ができると感謝しています」。 行間からはビーチバレーへの情熱がほとばしる。「運営側、審判、補助役員、選手、ファンの皆さん、欧米のように言い合ってすべての日本のレベルを上げていけたらと思っています。ビーチバレーはオリンピック種目で世界No.1人気と言われるくらいのトップスポーツです! 日本でもたくさんの人の目に触れるようにみんなで盛り上げていけたらいいですね。皆様今シーズン本当にお疲れ様でした。 そして大変大変ありがとうございました」と関係者への感謝で結んだ。
報知新聞社