大阪府まん延防止期間中の「小・中学校のクラブ活動休止」を決定 修学旅行なども延期要請
公式大会出場などは活動時間を短縮して実施認める
部活動についても、レッドステージ2に入ったということや、春休み期間中に部活動を起点としたクラスターが複数発生していることなどを踏まえ、「5月5日まで原則休止を要請する」とした。 公式大会への出場など学校がどうしても必要とする場合に関しては、活動時間を短縮(原則1時間)して実施することも認めるとしたが、原則として「感染リスクの高い活動はしないと学校に通知する」とした。
オンライン授業「このために準備やってきた」
会議終了後の囲み会見では、報道陣から「休校の選択肢もあったと思うが、部活動の原則休止にした狙いは?」といの質問が飛んだ。 それに対し、吉村知事は「休校によるデメリット。一斉休校すると、教育活動だけでなく、子どもの心身に与える影響、コロナ以外に与える影響もあり、一斉休校というのはするべきではないと考えている。もちろん学校の中で陽性者が出た時は原則休校にしているが、陽性者がいない段階で一斉休校というのは取るべきではない」と答えた。 また「100%ではないけど、このためにオンライン授業の準備もやってきたので、できる限りの授業の支援をやっていきたい」と続けた。
重症病床は「ひっ迫を超え満床状態」
このほか、会議では藤井睦子健康医療部長が「重症病床については、ひっ迫をすでに超え満床状態。重症医療の危機となっている」と危機的な状態を説明した。