米下院、トランプ大統領の弾劾訴追決議案を可決 共和党からも10人が賛成票
トランプ大統領の支持者による議会乱入事件を受け、アメリカの議会下院は大統領を弾劾訴追する決議案を先ほど可決した。史上初めての2度目の弾劾訴追となる。 野党・民主党が多数派を占める下院の本会議は6日の議会乱入事件に絡み、トランプ氏が「暴動を扇動した」として弾劾訴追の決議案を賛成多数で可決した。与党・共和党からも10人の賛成票が投じられた。 弾劾訴追を受けた上院での弾劾裁判は20日の政権交代の後に行われる見通しで、有罪判決には3分の2の賛成が必要で、共和党から少なくとも17人程度の造反も必要となるため、実現は難しいとみられる。 弾劾裁判で有罪となり、さらに上院の過半数が賛成すればトランプ氏は公職に就くことが禁止され、2024年の大統領選挙に立候補できなくなる。(ANNニュース)