競技はヨガ、カバディ、コ・コの声も インド五輪招致、先進国忌避でIOCには救世主か
五輪は2024年パリ(欧州)、28年ロサンゼルス(北米)、32年ブリスベン(オセアニア)と非アジア圏での開催が決まっており、36年はアジアでの開催が現実味を帯びる。
開催地の候補はモディ首相の地元、西部グジャラート州のアーメダバードとされる。モディ首相の名前を冠した13万人収容での世界最大規模のスタジアムがある。招致が決まった場合の採用競技には、クリケットやスカッシュ以外にヨガやチェス、地元で人気が高い鬼ごっことランニングの要素を兼ねたカバディ、コ・コといった世界的にはマイナー競技の名前もあがっている。
現状で招致に関心を示すのはカタール、サウジアラビア、トルコ、インドネシアなどだ。現地報道では、インドのライバルは潤沢な資金を投入できる中東2カ国とみられているが、インドオリンピック委員会の関係者は「われわれは準備でかなり先行している」と自信を示す。(五十嵐一)