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<ハケンの品格>大前春子&東海林武の“お約束”は最終回でも健在!“ムダ”こそが人生の醍醐味だ

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ザテレビジョン

篠原涼子主演ドラマ「ハケンの品格」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)の最終話が8月5日に放送された。大前春子(篠原)と東海林武(大泉洋)のイキのいい掛け合いは最終回まで健在。2人の絶妙な関係はきっとこの先いつまでも続いていく…そう信じられる、温かい最終回となった。(※以下、最終回のネタバレを含みます) 【写真を見る】東海林(大泉洋)の胸元に寄り添う春子(篠原涼子)…東海林ドギマギ! ■ 東海林の本社復帰で掛け合い復活 本作は、スーパー派遣社員・大前春子の活躍を描いた「ハケンの品格」(2007年)の続編。有能な派遣社員として社内のあらゆる問題を解決に導く春子が、「働き方改革」「高齢化」「副業」「アウトソーシング」「AI導入」など、“令和時代の新たな働き方”に立ち向かっていく姿を描いてきた。 第4話ラストでは、前作からの人気キャラ・東海林武が旭川支社から本社へカムバック。お約束だった春子と東海林の丁々発止の掛け合いが復活し、2人の“天敵以上、恋人未満”な関係も戻ってきた。 ほかの相手にはクールで隙を見せないくせに、東海林にだけは子どものようにムキになって憎まれ口を叩く春子。そして、内心春子のことを憎からず思いながらもつい売り言葉に買い言葉でツッコまずにはいられない東海林。そんな2人のお約束シーンは、最終回でもしっかり描かれた。 職場のどんよりした空気を一掃するため突然「ドーン!」と大きな声を出した春子に東海林が「心臓止まるわ!」とツッコむと、春子はおもむろに東海林の胸に耳を近づけ「ちゃんと動いてるんですね。チッ」と舌打ち。春子に急に寄り添われた東海林が「おお…」とドギマギする様子は、何とも言えず甘酸っぱい。 ラストシーンでは、S&Fを退社した里中(小泉孝太郎)がオープンした食料品店に春子が“新人歌手・龍前寺アキ子”として応援に駆け付けた。 「龍前寺春子です…アキ子です~」と名前を間違えてしまった春子に東海林が「自分でもこんがらかってんじゃねえかよ」とツッコむと、春子も負けじと「こんがらかってるのはあなたのくるくるパーマだけですが、それが何か?」とニコッ。東海林が「やかましいわ!ったく…ああ、巻いてきた、巻いてきた!」と自虐でおとすまでの軽妙なやりとりががワンセットで展開した。 2人の微妙な関係もたまらない魅力だ。最終回でも東海林が「今朝ケンちゃん(里中)がプロポーズもどきのことを言った時、俺は心底焦った。ケンちゃんにお前を取られるって。13年も経っちまったけど、俺は本気だったんだってようやく気付いたんだ。俺は本気で、お前のこと…」と素直な思いを口にする場面も。 だがそこは、春子と東海林。春子がサッと姿を隠し、東海林が「いねえのかよ!なんか話してる間にいねえんじゃねえかなあと思ったけど案の定いねえのかよ!」とひとりツッコんでオチをつけた。 ■ 東海林が引き出す春子の人間味 “スーパーハケン”大前春子の魅力は、東海林の前での人間らしさとのギャップ。東海林の前では失敗もするし、ケンカも売るし、時には信条を曲げた無茶もする。決してパーフェクトではない素顔の大前春子が顔を出す。本当は誰よりも人間くさい春子がその素顔をさらけ出すためには、東海林の存在が不可欠だ。 今シーズンは、そんな人間味あふれる春子と“効率”の権化・AI(人工知能)との対比構造が大きなテーマの一つに据えられた。 効率化は様々な場面に有効だ。だが一方で、春子と東海林の一見ムダ(失礼!)とも言える掛け合いが私たちを楽しませ、癒やし、胸を熱くしてくれているのも事実。どちらが優れているということはない。シンプルに“ムダ”こそが人生の醍醐味、というメッセージをエンターテインメントの形で届けてくれた13年目の「ハケンの品格」に感謝と拍手を送りたい。 「ハケンの品格」最終回は「TVer」で無料配信中。「Hulu」では全話配信に加え、オリジナルストーリーも独占公開されている。(文=ザテレビジョンドラマ部) (ザテレビジョン)

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