堂安律が奮闘する場面も…フライブルク、ドルトムントに2人退場&4失点で完敗。4試合勝利なしに
ブンデスリーガは23日に第11節が行われ、ドルトムントとフライブルクが対戦した。 開幕10試合で早くも4敗を喫して7位に沈むドルトムント(勝ち点16)と、序盤好調も直近3試合勝利なしで5位のフライブルク(同17)。上位進出を狙うチーム同士が直接対決を迎えた。ドルトムントでは守護神コーベルが先発に復帰、フライブルクでは好調の堂安律がリーグ戦11試合連続でスタメン入りしている。 【順位表:ブンデスリーガ】 試合は開始早々に動く。7分、中盤付近で受けたブラントが縦パスを送ると、ワンタッチパスの連続からバイアーが見事なトラップで抜け出し、最後はGKとの一対一を制した。華麗な一撃でホームチームが先制に成功した。 リードを許したフライブルクは24分、ドリブルで運んだ堂安律のパスを受けたグリフォがフリーでボックス内へ侵入。しかしシュートはGKコーベルのファインセーブに阻まれ、こぼれ球を詰めたヘーラーのシュートはバーに直撃した。絶好機を活かすことができない。その直後にマーレンの決定機を許したが、ゴール前でなんとかブロック。34分のマーレンのシュートはGKアトゥボルが弾き出したが、40分に再び失点。ヌメチャにボックス外から鋭いミドルシュートを叩き込まれ、2点ビハインドで前半を折り返す。 後半に入ってもドルトムントのペースは変わらず、フライブルクは苦しい展開に。堂安律も低い位置でのプレーが続き、なんとか打開しようと積極的にプレーするものの、押し込まれる時間が続く。すると63分、オスターハーゲが2枚目のイエローカードで退場処分に。数的不利での戦いを強いられた。そしてこのファールで与えたFKからブラントの直接弾を許し、3点を追いかける展開となっている。 苦しくなったフライブルクは、77分にバイノーギッテンスのダメ押しとなる4点目を許して万事休す。後半アディショナルタイムにはアダムが一発退場となるなど、フライブルクはドルトムントに0-4と完敗を喫した。これでブンデスリーガ4試合勝利なし(2分け2敗)となった。