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またもや悲劇が…アトランタ警察による黒人男性射殺事件について知っておくべきこと

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ハーパーズ バザー・オンライン

先週金曜日の夜、27歳の黒人男性レイシャード・ブルックスが警官と口論する中で射殺された。アトランタ市長のケイシャ・ボトムズは「殺傷能力のある武器の正当な行使」とは認めないと述べている。 【写真】ガガもアリアナもビヨンセも反論! 人種差別に怒りと悲しみの声を上げた21人のセレブたち 少しの間、ブルックスは、彼が車内で寝ているのを見つけた2人の警官と穏やかに話していた。すると次に彼らは地面でもみ合いになり、テーザー銃(スタンガン)を取り合った。ブルックスがテーザー銃を取って逃げようとしたことで、事件は致命的になった。 日曜日までに、アトランタ警察本部長が辞任、ブルックスを射殺した警官は解雇された。アトランタ市民はこの殺人に激怒し、街で抗議活動を行っている。そこで、この事件について知っておくべきことをまとめてみた。

2020年6月12日、レイシャード・ブルックスに何が起こったのか?

ジョージア州捜査局によると、金曜日の夜10時30分頃、警官のデヴィン・ブロスナンとギャレット・ロルフは、アトランタ市南西部のユニバーシティー・アベニューにあるドライブスルーのウェンディーズに車を駐めて寝てしまった男がいるとの苦情を受けた。 警官は2人とも白人で、ブルックスに飲酒検査をするとアルコールが検出されたという。警官と話していたある時点で、ブルックスは「アンタたちが仕事をやっているだけなのはわかっている」と言った。 警官がブルックスを逮捕しようとすると、彼は「抵抗したため、もみ合いになった」とジョージア州捜査局はいう。それから1分も経たないうちに、ブルックスは射殺された。

『The New York Times』紙が一連の出来事がわかる分析動画を掲載

警察のドライブレコーダーと、『The New York Times』紙が入手した目撃者ティアシェル・ブラウンが撮った動画から、ブルックスと警官2人が殴り合いをしているのがわかる。動画では、警官のロルフが「止めろ。喧嘩するな、喧嘩はするな」と言っている一方、ブロスナンは「テーザー銃を撃つぞ」と叫んでいる。 すると、「ロルフさん、いい加減にしてくれよ、ロルフさん」とブルックス。彼はブロスナンからテーザー銃を奪ってロルフを殴ると、ロルフは自分が持っていたテーザー銃を撃った。『The New York Times』紙によると、次に以下のようなことが起こった。 辛辣な言葉がブルック氏に投げかけられ、ロルフ警官はテーザー銃で彼を脅し続けた。ブルック氏はブロスナン警官のテーザー銃を持ったまま逃げた。ロルフ警官は後を追いかけ、ブルックス氏を引き続き脅そうとした。 ウェンディーズのセキュリティーカメラの映像では、ロルフ警官がブルックス氏を追いかけている。数秒後、ロルフ警官はテーザー銃を右手から左手に持ち替え、ピストルに手を伸ばした。 大股で逃げ、追いかけられていたブルックス氏は後ろを振り返り、持っていたテーザー銃をロルフ警官のほうに向け、発砲。テーザー銃がフラッシュしたことは、ブルック氏は正確に撃っていなかったことを示している。 ロルフ警官は持っていたテーザー銃を捨て、ピストルを取り出すと、逃げるブルック氏に向けて3度発砲。ブルック氏は地面に倒れた。 掲載した動画について、「見ると動揺する映像だ」と『The New York Times』紙は警告している。ブルックスが撃たれた後、どちらの警官も医療的な助けをしなかったように見える。彼は病院に運ばれたが、手術後、死亡した。

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