メラニア夫人、トランプ氏遊説に コロナ感染後初合流
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【10月28日 AFP】続投へ向けて米大統領選を戦うドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の妻、メラニア・トランプ(Melania Trump)夫人(50)が27日、今年初めて選挙集会に登場し、夫を「闘士だ」とたたえた。 メラニア夫人は、激戦州ペンシルベニア州で行われた集会で演説し、「ドナルドは闘士だ。この国を愛し、みなさんのために日々戦っている」と聴衆に語りかけた。 トランプ氏と息子のバロン(Barron Trump)さんと一緒に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかったメラニア夫人は、回復後もせきが続いていたことから、選挙遊説への同行を見合わせていた。 メラニア夫人は、「私たち家族が新型コロナウイルス感染症と診断された時に、みなさんから受けた愛と支援すべてに感謝している」「私たちの具合はだいぶ良くなった」と述べた。 さらに、これまでに新型ウイルスで死亡した22万5000人以上の米国人の遺族に配慮し、「大勢が愛する人を失い、この声なき敵にえんえんと苦しめられていることを知っている」「私たち一家は、この困難な時を過ごしているみなさんのことを思い、祈っている。一緒にこのウイルスを乗り越えよう」と語った。 また、トランプ氏の過剰ともいえるツイッター(Twitter)投稿について、「この国の市民は史上初めて、ソーシャルメディアを通じて毎日直接、瞬時に大統領の言葉を聞いている」と語った後、「彼の物言いに必ずしも同意しているわけではない」と聴衆の笑いを誘いつつ、「しかし、自分が仕えている人々に向かって直接話すことは、彼にとって大切だ」と述べた。 映像は27日撮影・提供。(c)AFPBB News