小学6年生アマ福井誠ノ介はホロ苦の15ホール「緊張して手も震えた」
◇国内男子◇ACNチャンピオンシップ ゴルフトーナメント 初日（3日）◇三木GC（兵庫）◇6993yd（パー71） 【画像】PGAツアー1年生・久常涼が米国で感じた「1打の重み」 降雨によるコースコンディション不良のため、5時間遅れでスタートしたこの日。小学6年生でアマチュアの福井誠ノ介が12歳67日のレギュラーツアー史上最年少出場を果たした。 「雨が降っていて距離も長く感じた。最初の4、5ホールは緊張して手も震えた」と振り返った。 小雨の中、出だし1番のティショットはフェアウェイ真ん中をとらえたが、1.5ｍのパーパットを外してボギー発進。続く2番はティショットを左の林に入れるなど、4オン2パットのダブルボギーをたたいた。
「雨でフェースが濡れていて、そこの確認不足だった。振りすぎた。ちょっと力んでしまった」と反省。それでも5番はフェアウェイからの3打目を1.5ｍに寄せてパーセーブ。そこから折り返しまでパーを並べた。 この日は午後5時24分に日没サスペンデッド。第1組の福井は15ホールをプレーし、6ボギー1ダブルボギー1トリプルボギーだった。バーディを奪えず、「きょうはほとんどあまりいいことなかった。あしたはいいことあるんじゃないかなと。思い込みですが、そう思いながらプレーしたい」と気持ちを切り替えた。
最年少でツアーメンバー登録した16歳の香川友もプロとして国内男子レギュラーツアーの“デビュー戦”。福井と同組で出だし1番こそボギーをたたいたが、続く2番は右1mにつけてバーディのバウンスバックを決めた。 「あしたはもっと伸ばしたい。パターが結構、入ってくれたので助かった。もっと寄せていけたらスコアも伸びる」 15ホールをプレーして、3バーディ、3ボギー。雨の中でもギャラリーからは声援が飛んだ。「ありがたかった。声援に応えられるようにスコアも出したい。楽しかった」と2日目に備えた。（兵庫県三木市／玉木充）
