久保建英は何位? ソシエダの最新年俸ランキング1~10位。主力選手たちの給料とは?
3位:マルティン・スビメンディ(スペイン代表)
生年月日:1999年2月2日 23/24リーグ戦成績:31試合4ゴール1アシスト 推定年俸:300万ユーロ(約4.8億円) ランキングトップ3入りを果たしたのはMFマルティン・スビメンディだ。5000万ユーロ(約80億円)の市場価値をもつ彼の推定年俸は、300万ユーロ(約4.8億円)の大台に達している。 レアル・ソシエダのカンテラ(下部組織)で育ち、2019年にトップチームデビューを果たしたスビメンディは、長短織り交ぜた精度の高いパスで攻撃のリズムを作るプレーメーカーだ。 彼が主戦場とするアンカーはハードな守備も求められるが、その点も不安は無い。優れた状況判断で相手の攻撃の芽を素早く潰し、次の攻撃に繋げることができる。現代サッカーにおいて、中盤の選手に求められるすべての能力をバランスよく兼ね備えていると言えるだろう。昨季はリーグ戦31試合に出場した。 ラ・レアルの絶対的な要であるスビメンディをビッグクラブが放って置くはずがない。同選手は今夏の移籍市場の「注目株」の1人であり、特に最近では、新体制となったプレミアリーグのリバプールが獲得に力を注いでいると現地メディアに報じられてきた。 しかしながら、先日移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏がX(旧Twitter)で同選手がリバプールのオファーを拒否したと投稿。ソシエダへの強い忠誠心をもつ25歳は、今季もレアレ・アリーナでプレーすることが濃厚になった。
2位:ミケル・メリーノ(スペイン代表)
生年月日:1996年6月22日 23/24リーグ戦成績:32試合5ゴール3アシスト 推定年俸:320万ユーロ(約5.1億円) レアル・ソシエダでその評価を大きく高めた実力者が2位にランクインした。 MFミケル・メリーノは、2014年にオサスナでトップチームデビューを果たすとすぐさま主力に定着し、2016年夏にドルトムントへのステップアップを勝ち取った。だがドイツでは満足のいく出場機会を得ることはできず、ニューカッスルへの移籍を決断。しかしここでも徐々にベンチを温めることが多くなり、在籍1年でソシエダへ移籍してスペイン復帰となった。 ドイツ、イングランドと思うような活躍ができなかったメリーノであったが、ソシエダでは一転チームの主力として活躍している。主に左インサイドハーフとして起用され、卓越した足元の技術とパスセンスで何度も好機を演出してきた。 他の攻撃的な中盤の選手と明確に異なるのが、そのサイズだ。身長189cmと恵まれた体格を有しており、高さを生かしたプレーはメリーノだけの武器だと言える。スペイン代表の一員として臨んだEURO2024(ユーロ2024)の準々決勝(ドイツ代表戦)では、1-1で迎えた延長後半にストライカーのようなヘディング弾を披露。このゴールで準決勝進出を決定づけ、スペイン代表の優勝に大きく貢献した。 そんなメリーノは、今夏の移籍市場でアーセナルへステップアップすることが有力視されている。中盤のスペシャリストである彼がアーセナルに加入した場合、ミケル・アルテタ監督はカイ・ハフェルツをCFに専念させること、デクラン・ライスをアンカーとして固定することが可能になる。悲願のプレミアリーグ優勝へ向けて、メリーノがそのラストピースになるのだろうか...。