久保建英は何位? ソシエダの最新年俸ランキング1~10位。主力選手たちの給料とは?
7位:アマリ・トラオレ(マリ代表)
生年月日:1992年1月27日 23/24リーグ戦成績:31試合0ゴール2アシスト 推定年俸:240万ユーロ(約3.8億円) 7位にはマリ代表DFアマリ・トラオレがランクインした。ランキングトップ10の中で唯一のアフリカ出身選手となった。 32歳の右サイドバックは、昨夏の移籍市場でスタッド・レンヌ(フランス)からレアル・ソシエダに加入した。前所属のレンヌには6シーズン在籍し、公式戦通算200試合以上に出場。同クラブではキャプテンを務めた経験もある。先日行われたその古巣との親善試合では68分から途中出場し、慣れ親しんだロアゾンパルク(レンヌの本拠地)で万雷の拍手を受けた。 そんなトラオレはラ・レアルにおいてもチーム最年長選手としてチームの軸を担っている。昨季は公式戦40試合に出場し、久保建英と右サイドのユニットを構成。アシスト数こそ2つと物足りない結果に終わったが、巧みに内側と大外のレーンを使い分けて自身の前でプレーする日本代表MFをサポートした。 昨季の1試合あたりの平均キーパス数はチーム3位タイの0.9、ロングパス成功率もチーム3位タイの2.4回を記録した(データサイト『Sofa Score』参照)。派手さはないが、トラオレの攻撃への貢献はしっかりと数字に表れている。
6位:久保建英(日本代表)
生年月日:2001年6月4日 23/24リーグ戦成績:30試合7ゴール4アシスト 推定年俸:250万ユーロ(約4億円) 我らが日本代表のMF久保建英はランキング6位となった。1年前の推定年俸はチーム内9位の200万ユーロ(約3.2億円)だったが、今年2月にクラブと2029年6月までの新契約を締結。これによりその年俸は250万ユーロ(約4億円)まで上昇した。 私たちは時折、久保がまだ23歳であることを忘れそうになる。2022年夏にレアル・ソシエダに加入して以降、彼は凄まじい勢いで成長し続けてきた。昨季はリーグ戦30試合に出場して7ゴール4アシスト。十分にチームの攻撃に貢献しているが、これが限界ではないだろう。1シーズンを通した「アシスト期待値」が6.49だったことからも分かる通り、アシスト数はさらに増えていた可能性が高い。久保が演出した決定機をチームメイトが決めきれない場面が散見されたことが悔やまれる。 このように充実したシーズンを送った久保に対して、日本のサッカーファンの中には彼の年俸がもっと高くても良いと考える人も少なくないだろう。実際、久保の市場価値はチームトップタイの5000万ユーロ(約80億円)であり、その才能と将来性はあまりにも大きすぎる。 しかしながら、今回のランキングでトップ10入りを果たした選手の中で彼は最年少のプレイヤーだ。この事実を踏まえると、クラブからも適正な評価を得ていると言えるだろう。